法政フォトジャーナル(2017年度)

11月26日(日)、市ケ谷ボランティアセンター主催で『富士山清掃ボランティアツアー』を実施し39名の学生が参加しました

  • 2017年12月21日
法政フォトジャーナル(2017年度)

11月26日(日)、市ケ谷ボランティアセンター主催で、「NPO法人・富士山クラブ」のご指導のもと、学生39名で『富士山清掃ボランティアツアー』を実施しました。

富士山まではバスで移動し、車内では参加者全員によるビンゴゲームやチーム戦でのクイズ大会など、ボランティアセンター学生スタッフ(VSP)を中心としたレクリエーションをみんなで楽しみ、参加者同士の交流を深めました。

到着後、始めに「NPO法人・富士山クラブ」指導のもと富士の樹海にてトレッキングを行いました。参加者を3班に別け、それぞれのグループに各一人ずつ指導者がつき、富士の樹海について詳しく説明して頂きました。風穴や磁石につく石、樹海に生息している動植物の生態系など富士山固有の様々な知識を身に着けることが出来ました。トレッキング後、道の駅近くにある広場で富士山をバックにみんなで美味しい昼食を頂きました。

午後は今回の一番の目的である清掃活動を行いました。清掃場所は一般道から少し離れた場所にあり、そこには電化製品の一部や大きな布、木材、ガラスなど、小さなゴミから巨大な不法投棄品が山積みにされていました。ゴミ集め、がれきの撤去を行い、大量のごみを廃棄することができました。参加者全員が黙々と作業をしており、数時間あった時間がわずかに感じられました。

活動後は5~6人程度で各班にわかれ、今回の清掃活動をしての感想や今後のゴミ問題についてなど意見を出し合い、最後には参加者全員の前で自分達の考えたアイデアや想いを発表しました。富士山清掃活動日を増やす、SNSで情報を発信するなど数多くの意見を共有することができ充実した内容になりました。

帰りの車内では今日初めてあった参加者同士がお喋りで盛り上がっていたり、自分のお菓子をみんな振る舞ってあげたりなど、今回の活動を踏まえて新しい交流が増えました。

 

参加学生の感想

実施当日は天気に恵まれ、これまでの富士山清掃ボランティアのなかで一番キレイに富士山が見えていました。普段の学生生活には無い、富士の樹海の散策や富士山バックにお昼ご飯などは特別な時間になりました。清掃活動では、世界遺産である富士山のあまりのゴミの量に驚きを隠せませんでした。これからさらにキレイになってほしいです。また今回は参加学生内での交流が多く、初めて会った人同士でも仲良くお喋りしており、終わりに近づくにつれ仲が深まっていきました。活動終了後も学校内であいさつをし合う仲間もできて楽しかったです。今回参加して、「楽しかったー」では終わらせず、次につながるアクションを私達一人ひとりがしていく必要があるのではないかと思いました。

法政大学ボランティアセンター学生スタッフ VSP 法学部政治学科1年 藤山 雄多

 

到着後今日の活動について説明を受ける学生

到着後今日の活動について説明を受ける学生

富士の樹海の溶岩についてお話を聞く

富士の樹海の溶岩についてお話を聞く

不法投棄されたゴミを協力して分別する

不法投棄されたゴミを協力して分別する

集めたゴミを掲げる学生

集めたゴミを掲げる学生

集合写真

集合写真

トレッキングと清掃活動を実施した感想を各班発表

トレッキングと清掃活動を実施した感想を各班発表