11月25日(土)、ハノイ市(ベトナム)のベトナム国家大学外国語大学において「第3回法政大学日本語スピーチコンテスト」を開催しました(主催:法政大学 共催:ベトナム国家大学外国語大学 後援:在ベトナム日本国大使館、国際交流基金ベトナム日本文化交流センター、独立行政法人日本学生支援機構 協賛:8社・機関、個人多数)。
このコンテストは、文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援」事業の一つとして実施するもので、2015年度の「法政大学ベトナム事務所開所記念日本語スピーチコンテスト」、2016年度の「法政大学日本語教育プログラム開設記念日本語スピーチコンテスト」に続き3回目の開催となりました。
「高校生部門」と「大学生部門」を設けた今回は、ベトナム全国の6高校・17大学から、前回を超える104人の応募がありました。
当日は、1次審査(原稿選考)、ハノイ・フエ・ダナン・ホーチミンの各地域の2次審査(スピーチ選考)を通過した17人が、『日本語を学んで得たもの』をテーマにスピーチを行いました。
厳正な審査の結果、「高校生部門」では、日本語能力試験N1合格だけでなく、日本語学習の苦労が自己の内面的な成長の糧となっていることをスピーチしたベトナム国家大学外国語大学付属外国語英才高等学校のNguyễn Hương Xuânさんが、「大学生部門」では、過去の日本語での発表を通して達成感と自信を得た経験からチャレンジ精神と向上心の大切さを訴えたホーチミン人文社会科学大学のTrương Châu Minhさんが、それぞれ最優秀賞(法政大学総長賞)を受賞しました。
最優秀賞受賞者をはじめとして、入賞者には廣瀬克哉副学長・日本語スピーチコンテスト実行委員長らから賞状と記念品が授与されました。
また、最優秀賞(総長賞)、優秀賞の受賞者には、副賞として本学への招待(2018年3月)が贈られました。