法政フォトジャーナル(2017年度)
障がい者や高齢者、ベビーカー利用者、外国人などの多様なユーザーが外出時に必要とする商業施設のバリアフリー情報を共有できるスマホ向けアプリが東京2020を見据え活発に開発されています。
今回は、近隣の商業施設であるサクラテラスと、東京2020に向けスマホ向けバリアフリー情報アプリ「Bmaps」を開発した株式会社ミライロと連携し、サクラテラスの店舗のバリアフリー情報を収集するイベントを開催いたしました。
当日は、株式会社ミライロより、バリアフリー情報を共有化することの重要性や東京2020に向けた取り組みについて30分ほど講義をしていただきました。
その後場所をサクラテラスに移動し、学生たちは各店舗を周り、フラットであるか、車いすが通れる広さが確保さているか、静かであるか、オストメイト対応トイレであるか、補助犬に対応しているかなどの19項目にわたるバリアフリー情報を収集し、スマホアプリを用いて登録していきました。
その後市ケ谷キャンパスに戻り、振り返りを実施しました。
参加した学生からは、バリアフリー対応しているかどうかの視点で施設を見ることが出来き、補助犬マークなどの普段気に留めない情報について意識することができ大変有意義だった。バリアフリー情報を収集する際に、各店舗の方々が丁寧に店舗を案内してくれ、地域の方々交流することに喜びを感じたなどの意見があがりました。
今後も市ケ谷ボランティアセンターでは、東京2020を見据え、学生たちのバリアフリーに関する意識を高めるプログラムを実施していきます。