法政フォトジャーナル(2017年度)
イノベーション・マネジメント研究センターでは、10月14日(土)に、公開講座「『アウトサイド・イン』の視点を持った企業家たち―持続可能なビジネスを構想した企業家の戦略的アプローチ―」(全3部)の第1部を開催し、講師・関係者を含め、26名の方が参加しました(会場:市ケ谷キャンパスボアソナード・タワー25階、研究所会議室5)。
「アウトサイド・イン」とは、外部環境の変化を機会と捉えて事業を構想する経営スタイルです。企業家たちはどのように将来の世界をイメージし、自社の役割やあるべき姿を考えたのでしょうか。「アウトサイド・イン」の視点で読み解きます。講師はイノベーション・マネジメント研究センターの研究プロジェクト「企業家史研究会」のメンバーが担当します。
当日は、岡靖弘氏(元第一生命株式会社部長)が「創業の精神と株式会社化:矢野恒太(第一生命相互会社)」について、長谷川直哉教授(人間環境学部、イノベーション・マネジメント研究センター所員、「企業家史研究会」代表)が「国産時計をつくりたい:山﨑龜吉と中島与三郎(シチズン時計株式会社)」について講義を行い、質疑応答では、受講者からの質問に対して活発な議論が展開されました。
また、経営戦略論・経営組織論の第一人者である加護野忠男氏(甲南大学特別客員教授・神戸大学名誉教授)も講義を聴講され、有意義なコメントをいただきました。
第2部は11月11日(土)、第3部は12月9日(土)に開催します。詳細は、以下のリンク先をご参照ください。
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