法政フォトジャーナル(2017年度)

「ブラックアルバイト等のトピックを通じて、労働問題について考えよう!」を実施しました

  • 2017年08月21日
法政フォトジャーナル(2017年度)

7/6(木)、市ケ谷キャンパスにて「ブラックアルバイト等のトピックを通じて、労働問題について考えよう!」を実施しました。学生13名が参加したほか、厚生労働省職員3名、上西充子教授(キャリアデザイン学部)にコメンテーターとして参加いただきました。

当プログラムでは、大学生にとって身近な問題でもある「アルバイトの労働問題(ブラックアルバイトなど)」を焦点に当て、学習ステーションの常駐アシスタント(学生スタッフ)が進行を務め、ディスカッションを行いました。

ディスカッションでは、「自身が経験したアルバイトでブラックだと感じたことはあるか」「アルバイトでも有給が取れることは知っているか」「ブラックだと感じていてもアルバイトをすぐに辞めないのはなぜか」といった話題から話が展開され、白熱した議論が行われました。

厚生労働省職員の方からは「労働基準法は労働者の全てを守れるわけではなく、シフトの問題など労働契約に基づいてお互いがよく話をしなければならない問題もある」、「アルバイトをする学生は問題のある労働環境を我慢するのではなく、まずはアルバイト先と話をしたり、行政などの窓口に相談することが大事だ」とお話がありました。
参加学生からは「アルバイト先で条件の改善を求めたら、実際に改善されたことがある」と具体的な例が挙がり、「労働者側からの発言の重要性」を参加者間で共有しました。

参加者の感想として「厚生労働省職員の方、上西先生とディスカッションできる貴重な機会となった」「今回のディスカッションを通じて、労働問題について理解が深まった」「疑問が解消できて良かった」「学生が進行を務めていて、プログラム運営に関心を持った」など多くの感想が寄せられました。
また、プログラムが終了してからも「労働問題」について、議論している様子が見受けられました。

学習ステーションでは、今後も「常駐アシスタント・プログラム」をはじめ、積極的に活動を展開していきます。

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学習ステーションは、ピア・サポート(仲間同士の助け合い)を取り入れた、全く新しい学習サポートセンターです。学生スタッフが自分たちで作ったプログラムを中心に、他の学生の『学び』をサポートするピア(仲間)サポート活動を行っています。

進行を務めている学生スタッフの様子

進行を務めている学生スタッフの様子

アルバイトの労働問題について、ディスカッションしている様子

アルバイトの労働問題について、ディスカッションしている様子