法政フォトジャーナル(2017年度)

避難所体験~Save Yourself~を実施しました

  • 2017年07月26日
法政フォトジャーナル(2017年度)

ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジが、6月25日(日)に避難所体験を市ケ谷キャンパスで実施し、34名の学生が参加しました。

首都直下地震が高確率で発生すると言われていて、いつ起きてもおかしくない状態です。ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジでは東北ボランティアツアーや東北スタディツアーなどの被災地に赴く企画を実施していますが、防災に関する知識も本学学生に学んで欲しいと思い本企画を実施しました。

この企画では、防災クイズ・クロスロード、非常食試食、避難所運営ゲームを行いました。防災クイズ・クロスロードでは、個人で考えるのではなく班で意見を共有しながら答えを考えてもらい、楽しみながら防災知識を身につけました。

非常食試食では、水を入れるだけで作ることができるアルファ米や缶入りパンを実際に試食することで備蓄を促す目的で行いました。

避難所運営ゲームでは、避難所の運営側の立場になり、様々な被災者をどこに配置するかなどのことを班で話し合い、運営の難しさを感じてもらいました。最後には各班でどのように配置したのかを共有しました。

全ての企画において、座学形式ではなく体験型のプログラムであったため、積極的に学ぶことができ、避難所運営の難しさや、避難所運営のノウハウを身に着けることが出来たようです。

企画学生の感想

参加学生からの感想には、グループで行ったことで普段話さないような人と意見を交換することにより、楽しみながら様々なことを吸収できたという意見が多くでました。そして、これを機会に非常食の備蓄をしようと思ったという意見もあり、楽しみながら防災知識や意識の向上ができたと思います。

昨年の企画と比べ実施する内容を少し絞ったので不安ではありましたが、避難所運営ゲームを最後までやり遂げることができたので良かったと思います。考察が短いといった意見やクイズの解説をもっと詳しくしてほしいという意見もあり、そこは改善しなければいけないと感じたので、今後はそういった事も踏まえ、より良い防災企画を行えるようにしていきたいです。

チーム・オレンジ学生スタッフ 法学部政治学科2年  岩城 優大

アルファ米や缶入りパンなどの非常食を試食する

アルファ米や缶入りパンなどの非常食を試食する

避難所運営ゲームで避難者の配置を検討している様子

避難所運営ゲームで避難者の配置を検討している様子

避難所運営ゲームでテレビを置く場所をどこに設置するか検討している様子

避難所運営ゲームでテレビを置く場所をどこに設置するか検討している様子

防災クイズで回答する学生たち

防災クイズで回答する学生たち