法政フォトジャーナル(2017年度)

三輪田学園との教育連携事業-理科実験教室を行いました

  • 2017年04月24日
法政フォトジャーナル(2017年度)

市ケ谷キャンパスに隣接する三輪田学園との教育連携事業の一環として、3月21日(火)に、市ケ谷キャンパスにおいて、「理科実験教室」を開催しました。

当日は、三輪田学園高等学校の理系選択生徒53名が、中島弘一文学部・自然科学センター教授による「マグネシウムの燃焼を観察して、燃焼を定量的に理解しよう」をテーマとした講義と実験を体験しました。

前半の講義では、火や燃焼にかかわる歴史と燃焼現象にかかわる過去の学説や燃焼は、酸素を必要とする現象であることが解明された経緯について説明を受けました。後半では、実際にマグネシウムを燃焼させ、燃焼後の重量変化と燃焼分の酸素の体積変化の2つのアプローチから燃焼に必要な酸素量を計算し、その結果に基づく考察を行いました。

実験を通し、マグネシウムの燃焼反応への理解が深まりました。

燃焼現象を解明するまでの化学史に関する講義

燃焼現象を解明するまでの化学史に関する講義

マグネシウムの燃焼を観察している生徒

マグネシウムの燃焼を観察している生徒