法政フォトジャーナル(2017年度)
法政大学学習環境支援センター※1(正課外教育プロジェクト)ではこのたび、新入生を対象に市ケ谷、多摩、小金井の3キャンパスにおける「学び」を総合的に紹介する「学び場ガイド」(A4判、全38頁、発行部数約1万部)を発行し、春学期の学部別ガイダンスなどで新入生に配布を開始しました。
「学び場ガイド」は以前より発行していた「学習施設ガイド(学生目線を取り入れた学習施設紹介)」「ピアネット※2ガイド(ピアネット紹介、学生スタッフ活動の紹介)」を合冊したものとなっており、内容もリニューアルされました。作製にあたり「学び場ガイド」作製プロジェクトを立ち上げ、学習ステーション※3を中心に参加学生を公募し、46名の学生が作製に携わりました。編集にあたり、“新入生目線でわかりやすい内容にしよう”“シンプルで見やすさ重視にしよう”など学生目線が全面的に生かされています。
参加した学生からは「自分の作ったものが形になり、色々な人の目に触れるってすごく嬉しい」「取材先から感謝の言葉をいただけたのはとても嬉しかった」という声があがりました。学生目線で学内の施設に着目してみると、これまでは見逃していた施設の価値への気付き、教職員の感覚とは異なった利用の仕方が分かってくるなど発見もありました。
「学び」の多様な側面から皆さんのキャンパスライフを充実させるツールとして同ガイドブックを、ぜひ、ご活用してください。
「学び場ガイド」は以下URLよりご覧いただけます。
※1「法政大学学習環境支援センター」
単位制度の実質化の観点から、教育・学習環境の整備と学生の主体的学習の支援のための全学的な施策の企画・提案・調整を行うことを目的とし、学生の自習環境を保証し、さらに拡充するための組織。
※2「法政大学ピアネット」
2007年に学生センターを中心に正式な事業として発足したPSC(ピア・サポート・コミュニティ)を、2012年度からそのコンセプトを包括しつつ拡大発展させた事業。学生が学生を支援するだけでなく、学生が大学のコミュティに参加して、そこで何らかの仕事をすることが直接・間接のピアサポートになるというのがピアネットの考え方。現在、学生センター、ボランティアセンター、キャリアセンター、図書館、学習ステーション、入学センター、環境センター等、複数部局で教職員と協働で500名を超える学生スタッフが活動を行っている。
※3「学習ステーション」
学習ステーションは、ピア・サポート(仲間同士の助け合い)を取り入れた、全く新しい学習サポートセンターです。学生スタッフが自分たちで作ったプログラムを中心に、他の学生の『学び』をサポートするピア(仲間)サポート活動を行っています。