東日本大震災発災から約6年、熊本地震から約1年となる3月10日に、ボランティアセンター学生スタッフ「チーム・オレンジ」が中心になり、「東北・熊本震災復興支援募金」を実施しました。この活動は今年で6回目となります。昨年に引き続き法政大学の学生だけでなく、付属高校(法政大学女子高等学校)の生徒と共に総勢30名で行いました(大学生25名、高校生5名)。
天候に恵まれ、春めいた陽ざしの中、飯田橋駅前2ヶ所と市ヶ谷駅前2ヶ所の計4ヶ所で募金活動を実施しました。学生が呼びかけをしている中、足早に過ぎ去っていく人、子供の手をひきながらも募金をしてくれる人、帰宅途中に募金をする学生などの様々な姿がありました。
学生達が夕方まで声をはり上げ募金を呼びかけた結果、募金金額は合計で 163,448円となりました。これを4等分(40,862円)し、3月13日に岩手県・宮城県・福島県・熊本県が設置する復興支援義援金口座に全額寄付をいたしました。
募金活動の後、募金活動を行った各グループで、「募金活動を通じてきづいたこと、感じたこと」、「募金活動はいつまで続ければいいと思いますか?」、「あなたが被災地のために多額の予算を使える権限があるとしたら、どのようなことに使いたいですか?」という3つのお題についてディスカッションを行い、話し合った結果を各班5分で発表を行いました。
募金活動を通じてきづいたこと、感じたこと
募金活動はいつまで続ければいいと思いますか?
あなたが被災地のために多額の予算を使える権限があるとしたら、どのようなことに使いたいですか?
参加した学生たちは、この募金活動を通して大学周辺で生活する人々の率直な意見を聞くことによって、震災の風化について身を持って感じるとともに、被災地支援の今後の在り方について改めて考えるきっかけになったようです。
市ヶ谷ボランティアセンターでは今後も被災地への復興支援を学生と共に行っていきます