法政フォトジャーナル(2016年度)

「フランス人から見た銭湯文化~日本文化を学ぼうシリーズ~」を実施しました

  • 2017年01月26日
法政フォトジャーナル(2016年度)

12月14日(水)、学生センター・課外教養プログラム「フランス人から見た銭湯文化~日本文化を学ぼうシリーズ~」を実施しました。

本企画は、日本特有の文化として身近にあって触れる機会が少ない「銭湯」に注目し、学び、体感することで、国内外に発信できるようになることを目的としました。講師は東京都浴場組合任命の「銭湯大使」を務めるコロイン・ステファニーさんに依頼し、市ケ谷キャンパスでの講義後に、神楽坂に位置する銭湯「熱海湯」を見学しました。

講義では、「美容と健康」「コミュニティ」「アート」の3つのカテゴリーに分けて、銭湯の魅力を語ってくださいました。質問コーナーでは、講師から銭湯に行ったことがある参加者に銭湯の感想を聞いたり、参加者から「銭湯減少に歯止めをかけるにはどうしたら良いでしょうか?」と質問があがったりしました。

後半は、風情のある神楽坂の小道を散策しながら「熱海湯」へ向かいました。冒頭に店主より「熱海湯」の歴史や仕事の紹介がありました。深夜2時ごろまで仕事をしていると聞き、参加者一同の驚いた様子が印象的でした。自由に見学した浴場内では、立派なペンキ絵を見ながらそれぞれが写真撮影をしていました。最後に、普段入ることができない薪の集積場所やボイラー室を見学しました。店主の話を聞いたり、薪をくべる体験をしたり、各々が貴重な体験をしました。

参加者からは、「日本独自の文化である銭湯のお話を海外の方から聞けたことがとても新鮮でした」「銭湯の裏側を知ることができて良かったです。貴重な経験ができました」「熱海湯はなんだか懐かしくて温かい感じがしました。今度入りたいと思います」など、他にもたくさんの感想を聞くことができました。
講義や見学を通して、銭湯の魅力を存分に感じられたプログラムとなりました。

関連リンク

講義の様子

講義の様子

講師が銭湯の魅力を伝える

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神楽坂を散策しながら熱海湯へ

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店主より熱海湯の歴史や日頃の仕事を紹介

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薪をくべる体験

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立派な富士山のペンキ絵の前で集合写真

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