市ケ谷ボランティアセンター主催で、12月11日(日)、「福島スタディーツアー」を実施し、40名の本学の学生が参加しました。本企画は、市ケ谷ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジが企画し、各種手配、広報、当日の運営を行いました。被災地に初めて訪れる学生を主なターゲットとし、福島県の被災状況や復興に向けた取り組みを学ぶことを目的としたスタディーツアーを企画しました。
楢葉町では、一般社団法人ならはみらい所属の案内人によるガイドの下、震災の爪痕が残る町内の視察を行いました。その後、同案内人より、震災当時の楢葉町や避難生活中の状況についてお話いただきました。
いわきワンダーファームでは、トマトハウスでの収穫体験を行いました。また、震災により当該施設がオープンしたという経緯や、農作物に対する風評被害についてのお話を伺いました。その後、直売所にて買物をし、現地食材を使用したビュッフェレストランで食事をとり、帰着しました。
現地での視察や講話、食事、買物を通して震災の記憶を共有し、結果として風化防止の一助となることができました。また、このプロジェクトを通じて、チーム・オレンジの学生スタッフは、企画書作成、準備、当日の運営などのプログラムの一連の流れを学ぶことができました。
今後も市ケ谷ボランティアセンターでは、震災の風化防止につながるプログラムを実施していきます。
ルート(日帰り) |
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法政大学 出発→楢葉町(町内視察・語り部)→いわきワンダーファーム(トマトハウス見学・夕食)→ 法政大学 到着 |
楢葉町の案内人より、被災状況の説明を受けている参加学生
被災当時の避難生活の状況についてお話しを聞く
トマトハウスで収穫体験をする交換留学生たち
本プログラムを企画したチーム・オレンジの学生スタッフ
直売所でお土産を吟味している参加学生
現地食材を使用したビュッフェレストランで食事