法政フォトジャーナル(2016年度)

「お笑い芸人から学ぶ雑談力講座」を実施しました

  • 2017年01月13日
法政フォトジャーナル(2016年度)

12月1日(木)、多摩キャンパスにて、株式会社タイタン所属のお笑い芸人であるウエストランド様を講師にお招きし、学生センター・課外教養プログラム「お笑い芸人から学ぶ雑談力講座」を実施しました。

内容はまず、ウエストランド様に自己紹介も兼ねてネタを披露していただきました。次に、講義の部分ではウエストランドの井口様から、①「初対面の人」、②「エピソードトークの見つけ方」、③「エピソードトークの広げ方」と三つのテーマを絞ってお話ししていただきました。そして、参加者に「初対面の人と5分でどれくらいお話しできるか」をテーマに実践していただき、最後に講評をウエストランド様にお話いただきました。

私はこの企画で以下の二点を重視しておりました。一つ目は、「実践的なコミュニケーション能力を身に付ける」という点です。中でも特に私が印象に残ったのは講義の中で井口様がおっしゃっていた「相手が自分をツッコミやすいように、ツッコミどころを作る」というお話です。雑談力とはいかに自分がうまく話すかということだと思っていた私にとって、ツッコミどころを作り、相手にツッコんでもらうことによって互いに話をしやすくするという手法は目から鱗が落ちる内容でした。また、ツッコミという芸人さん独自の視点であったこともとても興味深いものでした。もう一つは「参加者の方に楽しみながら雑談力をつけてもらう」という点です。これは実践の時間で感じていただけたと思います。参加者には事前に知らせることなく、その場で初対面の人とペアを組んで雑談力を試していただきましたが、とても盛り上がり、ウエストランド様の講評では、講義で話したことを応用しているとおっしゃっていただきました。実施後のアンケートでも「実践ですぐ活用できた」や「今日楽しかったので、他の企画も参加したい」などの声も頂くことができました。

この二点が達成できたことは、企画者の私にとってとても嬉しいことでした。ネットメディアの隆盛が凄まじい現在においても、人と人との対面コミュニケーションは日常のあらゆる場面で求められてきます。参加者のみなさんには今回学んだ雑談力をこれからも実践していただき、より良い人間関係を築いていくための術としていただければと思います。

【報告・KYOPROスタッフ】田原 賢(社会学部・メディア社会学科1年)

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講師としてお越しいただいたお笑い芸人のウエストランド様

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芸人ならではの漫才風の講義で楽しみながら「雑談力」について学んだ

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実践編では学んだことを活かして初対面の人同士で雑談

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講師・参加者全員での集合写真

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