法政フォトジャーナル(2016年度)

「落語家から学ぶ人を惹きつける話し方」を実施しました

  • 2016年12月15日
法政フォトジャーナル(2016年度)

2016年11月18日(金)、鈴々舎 馬るこ 氏をお招きし、小金井キャンパスで学生センター・課外教養プログラム(KYOPRO)「落語家から学ぶ人を惹きつける話し方」を実施しました。

大学生は授業・学会での発表や就職活動における面接など様々な場面で「話す」力が求められます。そこで「話すこと」のプロである落語家から話し方を学ぶことで、以下の2点を学生に身に着けてもらうことを目的として実施いたしました。

  1. 人を惹きつける話し方について学生に学んでもらうこと
  2. その話し方を学んだうえで参加した学生に実際に活用できるようになってもらうこと

内容としては、講義形式と演習形式で行い、90分の前半に約50分の講義を行った後、後半は5~6人のグループに分かれて、「自分の好きなこと」について発表(実践)を行い、その中で評価の高かった2名がさらに全体の前で発表を行いました。グループ内での発表は参加した学生全員に実践と交流を体験してもらうために行いました。全体での発表は講師の方からアドバイスをしてもらい、より効果的な話し方を身に着けてもらうために行いました。

前半の講演では発声編と構成編で別れており、発声編では印象の良くなる声の出し方、相手が聞き取りやすい喋り方、伝えたいことを強調する“弓矢のテクニック”、楽しそうに喋ってみる、構成編では面白いとは何か、共感、心地よい裏切り、納得といった落語家独自の技術まで様々なことを講演していただきました。発声編ではすべて参加者全員が実践でき、とてもためになる講演でした。

参加学生からは、「実践だけでなく講義も楽しかった!軽くではあるが小話も聞けて良かった。」や「大学の講義は実際の生活の場で活かせることはほぼないのでこういった講義はとてもためになり、ありがたい。」という感想があり、参加学生にとっては新たな発見や知識を身に付けることができた有意義な機会になったようでした。

【報告・KYOPROスタッフ】高畑 慶(理工学部・創生科学科2年)

関連リンク

話し方の技法について説明する鈴々舎馬るこ氏

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発声練習をする参加者

発声練習をする参加者

グループに分かれて「自分の好きなこと」をテーマに発表

グループに分かれて「自分の好きなこと」をテーマに発表

グループの代表者が全体の前で発表

グループの代表者が全体の前で発表

発表に対してフィードバックを受ける

発表に対してフィードバックを受ける

集合写真

集合写真