法政フォトジャーナル(2016年度)

「プラネタリウムで学ぶ夜空の世界」を実施しました

  • 2016年12月08日
法政フォトジャーナル(2016年度)

11月12日(土)、多摩六都科学館にて学生センター・課外教養プログラム「プラネタリウムで学ぶ 夜空の世界」を実施しました。

本プログラムでは、展示室のラボで体験しながら科学を学ぶことや、プラネタリウム鑑賞を通して星に関する知識をつけてもらい、学生に情緒豊かになってもらうことを目的としました。展示室での学習や体験ラボを通して、理系学生だけでなく文系学生も楽しむことができたと思われます。また、街の光が多い東京及びその周辺地域の夜空では、ほんのわずかな星しか見ることができなくなってきているため、世界最多の星を投影するプラネタリウムでの満天の星空は圧巻であったと思われます。

企画内容は14時から17時までの180分間で、前半は5つのグループに分かれて展示室を回って、あらかじめ用意しておいたワークシートを用いたグループワークを中心に行い、後半45分は参加者全員でプラネタリウムを鑑賞しました。グループワークでは、展示品や体験ラボが豊富に揃えられた5つの展示室を物理学や化学、生物学、地学などといった様々なアプローチからわかりやすいだけではなく、楽しく学ぶことができました。またギネス世界記録に認定され、世界最多である1億4000万個を超える星を投影できるプラネタリウムでは、専門のスタッフの宇宙や星座に関わる解説によって、知識を身につけながらより星を身近に感じることができました。普段私たちの見ている夜空の投影から街の光を消したという想定の夜空の投影へと移ったときの、見られる星の数が一気に増えたことと、その輝きに感銘を受けました。

今回の企画は、KYOPRO初めての3キャンパス合同企画であり、一般参加者も3キャンパスそれぞれから参加していただきました。全体を通して、所属キャンパスや学部に関わらず参加者同士の交流が活発であり、最後まで明るく楽しい雰囲気で企画を実施することができました。参加者からは「学部の違う人ともグループワークを通して交流ができた」「普段あまり見ることのないプラネタリウムを見られてよい機会になった」などという感想を頂きました。今回の企画を通して身につけた星や科学に関する知識から、今まで以上に学問への視野を広げ、日常において少しでも星空に目を向けてもらえれば幸いに思います。

【報告・KYOPROスタッフ】田中雅也(経済学部・国際経済学科1年)

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学生スタッフオリジナルのワークシートを使って楽しみながら科学を学びました

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5つの展示室や体験ラボで私たちの身の周りの科学について学びました

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1億4000万個を超える星を投影できる世界一のプラネタリウムを体験しました

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星をより身近に感じ、そこから自然科学への関心を高める有意義な機会になりました

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