法政フォトジャーナル(2016年度)

「重力波の発見から見えてくる研究者の在り方」を実施しました

  • 2016年11月14日
法政フォトジャーナル(2016年度)

10月17日(月)KYOPROスタッフでは、理工学部創生科学科佐藤修一教授をお招きし、小金井キャンパスで学生センター・課外教養プログラム(KYOPRO)「重力波の発見から見えてくる研究者の在り方」を実施しました。

重力波の発見という時事的な出来事に絡めてその詳しい内容と背景、将来に向けての展開の仕方を紹介してもらうことで、以下の4点を参加学生に身に着けてもらうことを目的として行いました。

  1. 研究を行う上での心構えを理系学生に知ってもらう
  2. 研究に対するモチベーションの向上
  3. 重力波についての知識を高め理系としての教養を高める
  4. “重力波の発見”という時事的な事柄を学ぶことで、ほかの科学に関する時事的な出来事にも興味を持ってもらい、学生が自ら学ぶ意識の向上を目指す

内容としては、講義形式で行い、重力波が発見されたことの凄さ(初めて重力波を直接発見できたことはもちろん、今までの電磁波での観測では限られていた測定が重力波を使うことにより観測の手段が広がったことなど)、発見した装置LIGOの仕組み、重力波の観測による世界のネットワークの必要性、研究するために大切なこと等を講演していただきました。

参加学生からは、「重力波の観測や重力波の最新情報、これからの課題がよく分かった。」や「何を目的に研究するか、そのエネルギー源がわかった。」という感想があり、参加学生にとっては新たな発見や知識を身に付けることができた有意義な機会になったようでした。

【報告・KYOPROスタッフ】高畑 慶(理工学部・創生科学科2年)

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企画発案の学生から一言

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講義の様子

講義の様子

重力波の説明に聞き入る参加学生

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集合写真

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