法政フォトジャーナル(2016年度)

「料理教室」を実施しました

  • 2016年09月01日
法政フォトジャーナル(2016年度)

7月2日(土)、千代田区富士見区民館にて学生センター・課外教養プログラム「料理教室」を実施しました。講師に法政大学卒業生でもある料理研究家の安井レイコさんを迎え、大学生にも簡単にできる和食の作り方を教えていただきました。

本プログラムは、料理をすることの楽しさと和食の素晴らしさを参加者に再認識してもらうことを目的としました。和食は2014年にユネスコの無形文化遺産に登録され、世界的にも注目されています。しかし、私たちの食生活に欠かせない和食について、深く知る機会は多くありません。こうした現状から、和食の作り方や作法などを学ぶ機会にしました。

参加者は4つのグループに分かれ、講師とアシスタントの指導のもと実習を行っていきました。実習を行う前に、講師によるデモンストレーションで調理工程の大事なポイントを学びました。その中で、和食の基本である出汁の本格的な取り方を教えていただきました。普段見られないような光景に、参加者も興味を引かれている様子でした。出来上がった出汁は全員一口ずつもらい、和食の旨味のもとを味わうことができました。その後、役割分担をして、「季節の煮魚」、「冷やし茶碗蒸し」などを作りました。参加者間の交流が終始見られてとても良かったです。また、講師の方もアシスタントの方もとても明るく親しみやすく、教室全体も和気あいあいとした雰囲気でした。実習後の試食会では、自分たちの作った料理を食べながら和食についての講義を受けました。食器の並べ方や和食の文化、またフードロスについてなど「作る」以外の知識も得ることができ、大変勉強になりました。

参加者からは「本格的な出汁の取り方を学ぶことができて良かったです」「他の参加者と楽しく協力しながら料理ができました」などの感想が寄せられました。料理教室終了後も参加者同士の交流が見られ最後まで明るく楽しい雰囲気の企画となりました。今回の企画を通して、料理の楽しさを感じてくれたと思います。また、本格的な和食の料理方法から初心者でもできる、健康的でおいしい料理方法まで学ぶことができました。今回の料理教室を活かして、今後は自分たちで料理をしていってほしいです。

【報告・KYOPROスタッフ】結城北斗(国際文化学部・国際文化学科2年)

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一番だしの取り方を学ぶ

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グループに分かれて調理実習

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自分たちで作った料理を食べる

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完成した料理

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和食についての講義

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集合写真

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