法政フォトジャーナル(2016年度)

「-日本文化を学ぼうシリーズ-能楽鑑賞教室」を実施しました

  • 2016年07月20日
法政フォトジャーナル(2016年度)

6月22日(水)、学生センターの課外教養プログラム「-日本文化を学ぼうシリーズ-能楽鑑賞教室」を実施しました。
本企画では、能楽を観に行くだけでなく、本学の登録団体である能楽研究会が講師となった事前学習を経たうえで能楽を観に行きました。

事前学習会では、能の基礎知識、道具の紹介、当日の演目の見どころなどを、実演を交えながら能楽研究会が解説し、鑑賞前に理解を深めました。事前学習会終了後は、能楽研究会が作成した能面に触れたり、楽器の演奏をしたりなどの交流や、留学生が扇の開き方をレクチャーしてもらう場面もありました。

鑑賞教室当日は、参加者の多くから「事前学習会のおかげで鑑賞を楽しむことができた」との声があり、字幕にあまり頼らずに観た学生もいたようです。また、鑑賞後は、同場所で行われていた能面や能装束に関する展示会にも足を運んでいました。今回のプログラムを通じて、日本文化への関心が高まったのではないでしょうか。

課外教養プログラムでは、今後も日本文化についての知識を身に付け、体験を通して学ぶことのできるプログラムを実施していきます。

実施日

6月15日(水)事前学習会
6月22日(水)作品鑑賞 狂言「柿山伏」/能「小鍛冶」

参加学生による感想

  • 事前学習のおかげで、演目の内容の理解を深めてから鑑賞できるし、能を身近に感じるようになってから本物を観られるのはとても良かったです。配布資料も能楽研究会さんのレジュメによって親しみやすくなれるものだったのでありがたいです。(参加者アンケートより)
  • (事前学習で)演目の細やかな解説を聴くことができとても良かったです。また、マナーを知ることができてありがたいです。資料も分かりやすくまとまっていました。能楽研究会の一部実演もあり、実際の能の雰囲気を少し感じることができました。大満足でした。(参加者アンケートより)
  • 事前講習では、プログラムに参加する皆さんが実際に公演を鑑賞した時に、より能楽を面白く感じられるよう心がけて説明しています。プログラムに講師という形で関わることで、私達自身も、能楽研究会の活動で得た知識や能楽の魅力を再確認させていただいています。拙い説明ながらも、熱心に私達の説明を聞いていただいて、これまでの活動への自信に繋がりました。これからも、能楽の魅力が伝え続けられるよう、稽古に励んでまいります。(能楽研究会3年 久保田 瑠璃)

関連リンク

事前学習の様子

事前学習の様子

能楽研究会によるデモンストレーション

能楽研究会によるデモンストレーション

楽器の持ち方を教えてもらう様子

楽器の持ち方を教えてもらう様子

留学生が扇の開き方を教えてもらう様子

留学生が扇の開き方を教えてもらう様子

能面の紹介をしている様子

能面の紹介をしている様子

集合写真

集合写真