法政フォトジャーナル(2016年度)

「外国人おもてなし語学ボランティア」育成講座を実施しました

  • 2016年07月05日
法政フォトジャーナル(2016年度)

市ケ谷ボランティアセンターと東京都が共同で、6月11日(土)に「外国人おもてなし語学ボランティア」育成講座を実施し、36名の学生が参加しました。
東京都と法政大学は、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を見据え、外国人観光客等が安心して東京に滞在できる環境を整えるため、本講座を実施いたしました。

東京都が単独で実施している本講座の受講者は、40代、50代、60代の方が多く、大学と東京都が共同で実施することによって、10代、20代の参加も促せるのではないかと思い、東京都と協定を締結し本講座を実施いたしました。また、東京都が単独で実施している本講座の抽選倍率は30倍~40倍であるため、共同で実施することによって本学学生が優先的に受講する場を提供することができました。

東京都と大学が共同で本講座を実施することは初の試みであり、募集したところ、募集開始後2日間で100名以上の学生から問い合わせをいただきました。

当日は、台東区谷中にある「澤の屋」という旅館を紹介した動画を見た後に、おもてなしに関する基礎知識としてコミュニケーション力と問題解決、ボランティアスピリッツについて学びました。講師の話を一方的に聴講する講座ではなく、グループワークやペアワーク通して、参加者が発表する形式であっため、全員が積極的に参加することができ、非常に満足度の高い講座となりました。最後に、この講座の参加者全員で「おもてなし6箇条」を作成し、ボランティアスピリッツを共有しました。

講座終了後に登録証とバッジが配布され、法政大学から36名の「外国人おもてなし語学ボランティア」を輩出することができました。
ボランティアセンターでは今後もこのような講座を実施していきます。

参加学生の感想

  • 外国人の方と、英語でコミュニケーションをとることに対して自信が無かったが、ジェスチャーや気持ちの面も大切だと学んだ。
  • 英語を学ぶ学部に所属しているので英語での使い方については元々知っていたが、相手の気持ちになって考えること等は意識したことがなかったので、とてもいい機会になった。アルバイト先によく外国からの観光客が来るので、今日学んだことを活かしていきたいと思った。
外国人観光客にレストランまでの道のりを案内するロールプレイ

外国人観光客にレストランまでの道のりを案内するロールプレイ

カードに書かれた情報を相手にジェスチャーだけで伝えるゲーム

カードに書かれた情報を相手にジェスチャーだけで伝えるゲーム

神社での手の清め方を英語で説明

神社での手の清め方を英語で説明

路線図を用いて電車の乗り換え方法を英語で案内

路線図を用いて電車の乗り換え方法を英語で案内

レッスンを振り返りグループに分かれ「おもてなし6箇条」の作成

レッスンを振り返りグループに分かれ「おもてなし6箇条」の作成

参加者で考えた「おもてなし6箇条」

参加者で考えた「おもてなし6箇条」