4月19日(火)、市ケ谷ボランティアセンター学生スタッフ(以下VSP)が「エコキャップDEキャンパスツアー」を実施し、13名の学生が参加しました。
VSPは学内に設置されているペットボトルキャップの回収容器から、定期的にペットボトルキャップを回収しており、集めたペットボトルキャップは、NPO法人に送付し、世界の子供たちにワクチンを贈る活動を行っています。2015年度は、274kgのペットボトルキャップを回収しましたが、本活動の認知度は高くありません。そこで、この回収活動を新入生に関心を持ってもらうため、ペットボトルキャップの回収ポイントをまわりながら、学内の施設を学生目線で案内するという企画を実施いたしました。
本企画を実施するにあたり、VSPのメンバーがツアーの経路図を作成したり、下見を重ねたりした結果、当日は参加者とエコキャップを回収しながら、外濠校舎と富士見坂校舎を効率よく案内することができました。参加者で集めたペットボトルキャップは約17kgとなり、参加者からは「こんな集まるとは思わなかった」、「ボランティアしながらキャンパスのことが知れてよかった」など意見をいただきました。
市ケ谷ボランティアセンター学生スタッフは、今後もこのような学生が自ら発案、企画、実施するボランティア活動を実施していきます。
ツアー経路図を作成し、参加者に配布、確認しながらツアーができたことはわかりやすかったと思います。昼休みのあわただしい時間を利用しての本ツアーは、凝縮した企画にしなければならず、実施にいたるまで苦労しました。普段無意識に通り過ぎてしまう学内施設のガイドと、一般学生には認識が希薄なボランティア活動を結びつけた企画は、学生ならではの発想だったと思います。新入生への「お得な」スペースも案内することができました。(法学部法律学科2年生 阿由葉 史弥)