法政フォトジャーナル(2015年度)

国際セミナー「シンキング・プリファレンス(Individual Thinking Preferences)」開催

  • 2016年01月26日
法政フォトジャーナル(2015年度)

イノベーション・マネジメント研究センターでは、12月21日(月)に、市ケ谷キャンパスのボアソナード・タワー25階研究所会議室5で、国際セミナー「シンキング・プリファレンス―リーダーシップへの影響とビジネスにおける重要性―(IndividualThinking Preferences: Impact on Leadership and Why That Matters in Business)」を開催し、講師・関係者を含め計21名が参加しました。

仕事へのアプローチやリーダーシップ・スタイルに影響する組織的要因には様々なものがあります。個人の思考の傾向(Anindividual’s thinking preferences)はその1つであり、先行研究から、情報の受け取り方、処理の仕方には個人により傾向があることが分かっています。そのような傾向は、人がどのように仕事をするか、問題をどのように受け取るか、どのように解決策を探るかなどに影響を与えます。人の思考の傾向を理解することは、組織内での効果的な仕事の処理、効果的なリーダーシップの行使につながります。

当日は、安藤直紀教授(経営学部、イノベーション・マネジメント研究センター所員)の司会のもと、James Y. Lim氏を講師としてお招きしました。Lim氏は、シンガポールにあるNanyang Business School(NanyangTechnological University)のシニア・レクチュアラです。組織の中での人の思考、知覚、行動、相互作用に関する様々なトピックを研究しており、「Fortune Global 500」に入るいくつかの多国籍企業での実務経験もあります。

講演では、人や集団の思考の傾向が、コミュニケーション、問題解決、意思決定、組織でのパフォーマンスにどのように影響するのかをお話しいただき、講演後の質疑応答では、会場からの質問に対して活発な議論が展開されました。

James Y. Lim氏

James Y. Lim氏

安藤直紀教授

安藤直紀教授

講演の様子

講演の様子

質疑応答

質疑応答