法政フォトジャーナル(2015年度)

公開講座「企業家・教育者活動でたどる日本の学校経営-人づくりの先駆者に学ぶ-」第2部を開催

  • 2015年12月07日
法政フォトジャーナル(2015年度)

イノベーション・マネジメント研究センターでは、11月14日(土)に、公開講座「企業家・教育者活動でたどる日本の学校経営―人づくりの先駆者に学ぶ―」(全3部・有料)の第2部を開催し、20名の方が参加しました(会場:市ケ谷キャンパスボアソナード・タワー25階、研究所会議室5)。

経営史においては、専門経営者の登場という視点から、主に慶應義塾出身者からなる学卒専門経営者の研究が蓄積されています。今回の講座では、特色ある学校経営を実践した代表的な企業家および教育者を取り上げ、彼らの教育思想や人づくりのあり方を検証し、その現代的意義を検討します。講師はイノベーション・マネジメント研究センターの研究プロジェクト「企業家史研究会」のメンバーが担当します。

当日は、長谷川直哉教授(人間環境学部、イノベーション・マネジメント研究センター所員、「企業家史研究会」代表)が「個性尊重の人物教育:平生釟三郎(甲南学園)」について、四宮正親氏(関東学院大学経済学部教授)が「社会に役立つ人づくり教育:森村市左衛門(森村学園)」について講義を行い、質疑応答では、受講者からの質問に対して活発な議論が展開されました。

また、経営戦略論・経営組織論の泰斗である加護野忠男氏(甲南大学特別客員教授・神戸大学名誉教授)も講義を聴講され、平生釟三郎について有意義なコメントをいただきました。

第3部は12月12日(土)に開講します。詳細は、以下のリンク先をご参照ください。

長谷川直哉教授

長谷川直哉教授

四宮正親氏

四宮正親氏

講義の様子

講義の様子

(左より)長谷川教授、西尾久美子氏(京都女子大学教授)、加護野氏、田路則子所長、四宮氏

(左より)長谷川教授、西尾久美子氏(京都女子大学教授)、加護野氏、田路則子所長、四宮氏