法政フォトジャーナル(2013年度)

人間環境学部 長谷川ゼミの学生が証券セミナー大会で優秀賞を受賞

  • 2013年11月13日
法政フォトジャーナル(2013年度)

人間環境学部 長谷川ゼミの学生11人が10月20日(日)、証券研究学関東学生連盟主催の「平成25年度 秋季セミナー大会」で優秀賞を獲得しました。長谷川ゼミは2011年のゼミ設立以来、毎年「日経ストックリーグ」(※)で入賞者を輩出するなど実績をあげていますが、今回も2年生が中心のチームながら好成績を残しました。

同大会は、事前に与えられたテーマに対し、論文とディベートで分析力や論理性などを競うもの。長谷川ゼミの学生11人は、テーマ「日本におけるCSRの現状とその拡大策について」でCSRの国際比較や国内企業の事例を分析し、日本におけるCSRの重要性・有用性を論証しました。

CSRのマクロ的概念と実例、そしてその相関関係の理解も要求される課題でしたが、「チームワークの大切さを学びました」とゼミ生たち。リーダーとしてチームをマネジメントした糠塚琴美さん(2年)が「書くのが得意な人、話すのが得意な人と、皆それぞれ個性を生かして協力できたことが入賞につながったと感じています。先輩にも助けていただきました」と話すと、3年の秋山絵里さんは「必要なことは伝えながらも後輩の自主性を損なわないようにするにはどうすれば良いか、指導役という立場でしたが学びの多い経験をできました」と振り返ります。

「大会受賞者として呼ばれた時、長谷川先生が『よし!』と小さく拳を握り喜んでくださったことが何より嬉しかったです。いつも熱心にご指導くださる先生の期待に応えるためにも、これからも結果を出していきたいです」と話す齋藤航輝さん(2年)をはじめ、ゼミ生は早くも来年2月に最終審査が行われる日経ストックリーグへ向け、研究にまい進しています。

※日経ストックリーグ(日本経済新聞社主催)は、中・高・大学生が「自主テーマによるポートフォリオ学習」および「レポート作成」で投資体験をしながら生きた経済を学ぶ株式学習コンテスト。

大会のディベートでは全員が発言。「研究をアウトプットする良い機会になりました」とゼミ生たち

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A4版31ページにも及んだレポート。提出前は寝る間も惜しんで作成した

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