法政フォトジャーナル(2012年度)

ボアソナード博士胸像再建除幕式

  • 2012年04月03日
法政フォトジャーナル(2012年度)

撮影場所/市ケ谷キャンパス

3月27日、ボアソナード・タワー1階で「ボアソナード博士胸像再建除幕式」が行われました。
現在、ボアソナード・タワーが立っている場所には、かつて1953年に建てられた53年館(旧大学院棟)という建物があり、その中庭にはボアソナード博士の胸像(1934年、ボアソナード教授記念事業委員会により本学へ寄贈された原型より作成)が設置されていました。この胸像は、53年館の取り壊しによる図書館への移転などもありましたが、諸事情により撤去され、このたび、元あった場所であり、かつ博士の名を冠しているボアソナード・タワー1階に再建することになりました。
除幕式では、多くの教職員・関係者が見守る中、増田壽男総長をはじめ、各理事、大学史資料委員会委員ら12名の手で除幕が執り行われ、その後、図書館事務部河野一麿部長の司会のもと、増田総長による挨拶、大学史資料員会議長根崎光男人間環境学部教授による胸像設立の経緯と歴史についての説明がなされました。
増田総長は、その挨拶の中で、ボアソナード博士と本学の関係、大内兵衞総長による53年館の胸像の建立の意義などに触れ、博士の胸像は、「自由と進歩」といった法政大学の精神の伝統のシンボルであり、今回の再建はその精神を引き継ぐ行為であることを強調しました。


 
増田総長による挨拶

増田総長による挨拶

根崎教授による説明

根崎教授による説明

関係者による除幕

関係者による除幕

総長・理事・大学史資料委員会委員の記念撮影

総長・理事・大学史資料委員会委員の記念撮影