法政フォトジャーナル(2011年度)

公開講座「企業家活動でたどる日本の金融事業史―わが国金融ビジネスの先駆者に学ぶ―」第1部を開催【イノベーション・マネジメント研究センター】

  • 2011年11月07日
法政フォトジャーナル(2011年度)

撮影場所/市ケ谷キャンパス

イノベーション・マネジメント研究センターでは、10月22日(土)に、公開講座「企業家活動でたどる日本の金融事業史―わが国金融ビジネスの先駆者に学ぶ―」(全3部・有料)の第1部を開催し、受講生20名、講師・関係者9名の計29名の方が受講しました(会場:市ケ谷キャンパス、ボアソナード・タワー25階イノベーション・マネジメント研究センターセミナー室)。

金融システムは経済の動脈といわれ、経済活動のインフラとしての機能を担ってきました。しかし、サブプライムローンやリーマンショックなど複雑化した金融システムに端を発した不況が、わたしたちの生活にさまざまな影響を与えています。
今回の講座では、金融事業における代表的な企業家を取り上げ、彼らの経営思想や革新的な行動を通して、わが国金融システムの歴史的発展過程とその特色を検証します。
21世紀の金融システムのあり方を展望するうえで、彼らの活動は示唆に富み、学ぶべき教訓は多いと思われます。
本講座は、イノベーション・マネジメント研究センターの研究プロジェクト「企業家史研究会」(代表:宇田川勝経営学部教授、当研究センター所員)のメンバーと外部の専門家が担当します。

当日は、本講座の企画者の一人である長谷川直哉教授(人間環境学部、当研究センター所員)の司会のもと、福田淳児所長(経営学部教授)の開講あいさつに続き、島田昌和氏(文京学院大学経営学部教授、学校法人文京学園副理事長)が「日本の金融事業事始(1):渋沢栄一(金融制度の創設)」について、迎由理男氏(北九州市立大学経済学部教授)が「日本の金融事業事始(2):安田善次郎(金融財閥の誕生)」について、それぞれ講義を行いました。

本講座は部単位での受講も受け付けております。第2部は11月19日(土)、第3部は12月17日(土)に開講しますので、お申し込み方法、受講料、スケジュール等については、下記リンク先をご参照ください。

    ※本学学生(学部生・大学院生(研究生・研修生)・通信教育部本科生)は無料


長谷川直哉教授

長谷川直哉教授

福田淳児所長

福田淳児所長

島田昌和氏

島田昌和氏

迎由理男氏

迎由理男氏

講義の様子

講義の様子

質疑応答

質疑応答