法政フォトジャーナル(2010年度)
イノベーション・マネジメント研究センターでは法政大学経営学会と共催で、12月3日(金)に、市ケ谷キャンパスのボアソナード・タワー26階スカイホールで、第14回講演会〈“Japan and the Global Automotive Industry” 出版記念〉「グローバル自動車産業 ?過去と未来?」《下川浩一法政大学名誉教授 特別講演》を開催し、受講者103名を含め、講師・関係者など計111名が参加しました。
本講演会は、自動車産業研究における世界的にも著名な研究者として、長年、自動車産業、自動車製造企業に関する多数の研究業績を公表されてきた下川浩一名誉教授・東海学園大学経営学部特任教授が、このたび、Cambridge University Pressより新しい著書“Japan and the Global Automotive Industry” を出版されたことを記念して、宇田川勝教授、矢作敏行教授、洞口治夫教授(各経営学部)を発起人として企画されました。
講演では、リーマンショックを機に生じた自動車ビジネスにおける21世紀のパラダイム転換、GM破綻やトヨタのリコール問題の原因、また、今後の自動車製造企業の環境問題や新興国における自動車市場への対応についてお話しいただきました。
当日は、福田淳児所長(経営学部教授)の開会の辞、宇田川教授の講師紹介に続き下川名誉教授が講演され、近能善範教授(経営学部)が閉会の辞を述べました。
また、講演会終了後には懇親会が開催され、多くの方が下川名誉教授を囲み交流を深めました。