法政フォトジャーナル(2010年度)

公開講座「企業家活動でたどる日本の自動車産業史―日本自動車産業の先駆者に学ぶ―」第1部を開催【イノベーション・マネジメント研究センター】

  • 2010年10月29日
法政フォトジャーナル(2010年度)

イノベーション・マネジメント研究センターでは、10月16日(土)にエクステンション・カレッジとの共催による公開講座「企業家活動でたどる日本の自動車産業史―日本自動車産業の先駆者に学ぶ―」(全3部・有料)の第1部を開催し、14人の方が受講しました(会場:市ケ谷キャンパス、ボアソナード・タワー25階イノベーション・マネジメント研究センターセミナー室)。

今日、自動車産業は激動の時代を迎え、各メーカーとも生き残りを賭けた活動を展開しています。今年度の講座では、日本自動車産業の創生と発展をけん引した代表的な企業家を取り上げ、彼らの斬新な構想力と革新的な活動の視点からわが国の自動車産業史を検証します。21世紀の自動車産業のあり方を展望する上で、彼らの企業家活動は示唆に富み、学ぶべき教訓は多いと思われます。今回の講義は、イノベーション・マネジメント研究センターの研究プロジェクト「企業家史研究会」のメンバーが担当しました。

当日は、四宮正親氏(関東学院大学経済学部教授)の司会のもと、福田淳児所長(経営学部教授)の開講あいさつに続き、芦田尚道氏(東京大学ものづくり経営研究センター特任研究員、イノベーション・マネジメント研究センター兼任所員、関東学園大学経済学部非常勤講師)が「日本の自動車事業事始(1):梁瀬長太郎、柳田諒三」について、宇田川勝経営学部教授(イノベーション・マネジメント研究センター兼担所員、「企業家史研究会」代表)が「日本の自動車事業事始(2):橋本増治郎、豊川順弥」について、それぞれ講義を行いました。

本講座は有料となっており、部単位での受講も受け付けております。第2部は11月13日(土)、第3部は12月18日(土)に開講しますので、お申し込み方法、スケジュール等については、下記リンク先(エクステンション・カレッジのホームページ)をご参照ください。

  • 宇田川勝教授
  • 芦田尚道氏
  • 四宮正親氏
  • 福田淳児所長
  • 会場の様子
  • 質疑応答