法政フォトジャーナル(2009年度)

第11回講演会「賃金と人材 ―『日本産業社会の「神話」』から―」(小池和男名誉教授特別講演)を開催【イノベーション・マネジメント研究センター】

  • 2009年09月30日
法政フォトジャーナル(2009年度)
  • 撮影場所/市ケ谷キャンパス

イノベーション・マネジメント研究センターでは経営学部と共催で、9月9日(水)に、市ケ谷キャンパスのボアソナード・タワー26階スカイホールで、第11回講演会「賃金と人材 ―『日本産業社会の「神話」』から―」(小池和男名誉教授特別講演)を開催し、関係者を含め129人が聴講に訪れました。

本講演会は、長年、日本的経営の通説に挑み、実証研究を積み重ねてこられた小池和男名誉教授の最新著『日本産業社会の「神話」』(日本経済新聞出版社)が、第10回(2009年度)「読売・吉野作造賞」を受賞したことを記念して開催されました。

「読売・吉野作造賞」は、読売論壇賞と中央公論新社の吉野作造賞が一本化して創設されたもので、受賞作はサッカー選手や学生の能力評価など、分かりやすい例をあげながら、日本の「会社主義」や年功序列に関する通説を見事にくつがえし、新しい産業社会の道筋を示しています。

小池名誉教授は、名古屋大学教授、京都大学経済研究所所長、法政大学教授を歴任され、1999~2000年度には、法政大学産業情報センター(現イノベーション・マネジメント研究センター)所長も務めました。

当日は、矢作敏行所長の司会のもと、宇田川勝教授(経営学部)の開会あいさつに続き小池名誉教授が講演し、川喜多喬教授(経営学部)が閉会あいさつを行いました。 また、本学大学院卒業生の藤原美穂さんより、小池名誉教授に花束が贈呈されました。

  • 小池和男名誉教授

  • 矢作敏行所長

  • 宇田川勝教授

  • 川喜多喬教授

  • 講演会の様子

  • 花束贈呈