法政フォトジャーナル(2007年度)

アジア-パシフィック自動車フォーラム東京2007を開催【イノベーション・マネジメント研究センター】

  • 2007年11月09日
法政フォトジャーナル(2007年度)
  • 撮影場所/市ケ谷キャンパス

イノベーション・マネジメント研究センターでは、10月26日(金)、市ケ谷キャンパスのボアソナード・タワー26階スカイホールで、〈アジア-パシフィック自動車フォーラム 東京 2007〉「新たな環境文明へ向けて進化するアジア自動車産業のグローバル化」(共催:東京大学ものづくり経営研究センター(MMRC))を開催し、177名が聴講に訪れました。

世界の自動車産業は、今やアジアの時代が到来し、ダイナミックなグローバル競争と地球環境問題に責任ある戦略対応を迫られる時代となりつつあります。特に石油高騰と地球温暖化そして環境破壊が進むなかで、自動車産業には単なる量的成長だけでなく、いわゆるSustainable Growth、すなわち持続可能な成長が益々求められるようになっています。

他方において、最近の自動車産業の動向をみるとき、グローバル化とこれに対する戦略的対応をめぐり、世界のそして特にアジアにおいて、自動車メーカーによっては、いろいろな混乱と方向性の混迷が見られます。工場の自動化やIT革命によるサポート、サプライヤーとのネット取引きやグローバル調達、製品開発におけるデジタル設計と開発リードタイムの短縮、そして先行開発の重視など、以前は考えられなかった事態が進行しています。

このような状況を踏まえ、当日は、大鹿隆MMRC特任教授の総合司会のもと、宇田川勝所長、藤本隆宏MMRCセンター長の開会挨拶に続き、下川浩一名誉教授をはじめとする各報告者が、現在のグローバル化の展開のなかで、自動車産業の現状と課題、特にアジアを中心とした自動車産業の現状などを報告しました。

また、当研究センターの所員では、洞口治夫大学院イノベーション・マネジメント研究科教授、近能善範経営学部准教授がセッション1および2のチェアマンとして参加しました。

  • 宇田川所長

  • 大鹿MMRC特任教授

  • 下川名誉教授

  • 藤本MMRCセンター長

  • 洞口教授

  • 近能准教授

  • パネルディスカッション

  • 会場の様子