法政フォトジャーナル(2007年度)

国際シンポジウム「現代消費への省察~ラグジュアリー・所有・インターネット~」を開催【イノベーション・マネジメント研究センター】

  • 2007年09月27日
法政フォトジャーナル(2007年度)
  • 撮影場所/市ケ谷キャンパス

イノベーション・マネジメント研究センターでは、8月31日(金)、市ケ谷キャンパスのボアソナード・タワー26階スカイホールで、国際シンポジウム「現代消費への省察~ラグジュアリー・所有・インターネット~(Insights into Modern Consumption: Luxury, Property and the Internet)」(共催:法政大学経営学会、協賛:株式会社サイマル・インターナショナル)を開催し、133名が聴講に訪れました。

今回のシンポジウムは、北米における消費者行動研究のトップリーダーの1人である、カナダのヨーク大学ビジネススクール、ラッセル・W・ベルク教授が、法政大学経営学部教員との共同研究の一環として来日されるのを機に企画されました。

現在、セカンドライフをはじめとするインターネット公共空間に、リアルのマーケティング企業が続々進出し、多くの消費者がこのような空間において新しい消費行動を開始しています。
今回のシンポジウムでは、このような動きがマーケティングにどのような影響を与えるのか、高度化社会における現代的消費者行動に焦点をあわせ、いくつかの具体的な消費現象を取り上げ、アカデミックと実務、それぞれの側面から追求しました。

当日の会場では、経営学部の田中洋教授と木村純子准教授が「ラグジュアリー消費とは何か? ~ニューヨーク、フィレンツェ、および東京の消費者調査から~」、株式会社カッシーナ・イクスシー代表取締役社長の高橋克典氏が「ラグジュアリーブランドのマーケティング」、ヨーク大学ビジネススクールのラッセル・W・ベルク教授が「インターネット公共空間におけるブランドと所有」と題して、それぞれ報告を行いました。

  • 田中洋教授

  • 木村純子准教授

  • 株式会社カッシーナ・イクスシー代表取締役社長 高橋克典氏

  • ヨーク大学ビジネススクール ラッセル・W・ベルク教授

  • 会場の様子