法政大学について(2019年度以前)

「ミス/ミスターコンテスト」について

  • 2019年11月29日
法政大学について(2019年度以前)

学生のみなさんへ

法政大学学生センター

「ミス/ミスターコンテスト」について

最近、「ミスター法政コンテスト」というイベントについて学内外から問い合わせが寄せられています。このイベントについては、本学の関知するものではなく、また本学の施設を利用しての開催も認められていません。

本学では、2016年6月に「ダイバーシティ宣言」を行いましたが、ダイバーシティの基調をなすのは「多様な人格への敬意」にほかなりません。「ミス/ミスターコンテスト」のように主観に基づいて人を順位付けする行為は、「多様な人格への敬意」と相反するものであり、容認できるものではありません。

また本学では、自主法政祭実行委員会(市ヶ谷地区)が大学祭に際して掲げてきた「基調・理念と諸問題」という文書の中で、「ミスコン」に対し以下のような見解を長年にわたって示してきました。

「ミスコン」とは人格を切り離したところで、都合よく規定された「女性像」に基づき、女性の評価を行うものである。

これは極めて先見性に富む見解であり、本学学生が主体的にこれを提示し、「ミスコン」の開催を認めない姿勢を貫いてきたことは本学の誇るべき伝統と言えるのではないでしょうか。

上記に鑑み、いかなる主催団体においても「ミス/ミスターコンテスト」等のイベントについては、本学施設を利用しての開催は一切容認されないものであることをご承知おきください。

 

以上