法政大学元総長代行 鬼塚豊吉先生 お別れの会について

去る2019年6月2日に逝去された鬼塚 豊吉（おにつか とよきち）法政大学元総長代行を追悼する「鬼塚豊吉先生お別れの会」を、以下の通り執り行います。

鬼塚豊吉元総長代行は、1969年4月に本学経営学部に研究助手として着任、同年9月に東京大学大学院経済学研究科博士課程を満期退学し、その後、1971年4月に同専任講師、1973年4月に同助教授、1980年4月以降は同教授として、長く本学で教鞭をとられました。

学内では、1988～1990年に本学経営学部長、1990～1999年に本学常務理事を務め、その在任期間中、当時の阿利莫二第14代総長が1995年3月に任期途中で辞任されたため、1995年4月から同年5月まで総長代行を務め、次期総長の下森定第15代総長にバトンを渡す役割も果たされました。また、本学評議員を1988年～1999年及び2002年～2014年の23年の長きにわたって務められ、本学に多大な貢献をされました。

専攻は国際経済論、現代イギリス経済で、エルネスト・マンデル『現代資本主義の抗争』（東洋経済新報社，1972年，共訳）など、多数の編著や論文を刊行されました。