授業内容紹介

専門Ⅰ・専門Ⅱ(3つの領域)

授業内容紹介

キャリアデザイン学部の3つの領域

本学部では、キャリア形成の代表的な場として、(1)発達・教育キャリア領域(人の発達や教育活動など生涯学習社会におけるキャリア形成)、(2)ビジネスキャリア領域(人材育成や組織マネジメントなど産業社会におけるキャリア形成)および(3)ライフキャリア領域(家族や地域コミュニティなど生活に密接した場におけるキャリア形成)という三つの領域を設けています。
上記(1)~(3)のいずれかの領域を選択し、当該領域を専門Ⅰ・専門Ⅱで重点的に学ぶことによって、高度な専門性をもった知識を身につけるように体系づけられています。

(1)発達・教育キャリア領域

発達・教育キャリア領域の専門Iの科目は、(a)発達と学習、(b)学校教育と生涯学習、 および(c)教育と社会に分けられます。(a)発達と学習はミクロ的な視点、(b)学校教育と生涯学習はメゾ的な視点、(c)教育と社会はマクロ的な視点に、それぞれ基づく科目を配置しています。

(a)発達と学習には、「生涯発達心理学」、「キャリアカウンセリングⅠ」、「教育心理学」などの科目があります。これらの科目では、「発達」「学習」「パーソナリティ」といった概念に関する知識やアプローチの方法について、科学的に理解していきます。

(b)学校教育と生涯学習には、「キャリア教育」、「ダイバーシティと学校」、「生涯学習のプランニング」などの科目があります。これらの科目では、学校や地域、家族といった対象に注目して、個人の発達や教育との関わりを考察していきます。

(c)教育と社会には、「教育社会学」、「市民社会と教育改革」などの科目があります。これらの科目では、私たちが社会とのかかわりやこれまでの歴史の積み重ねの上に生きていることをふまえて、教育や学習における歴史・制度・文化などの影響や諸外国との比較などを扱います。

専門IIには、より専門的あるいは応用的な科目として、「リスク社会における包括支援と教育」、「グローバル時代の生涯学習」、「現代の教育思想」などの科目があります。専門IIは、専門Iの科目を履修・修得したことを前提として、発達・教育キャリア領域の特定の分野・主題について高度に専門的な知識を得ることを目的としています。

(2)ビジネスキャリア領域

ビジネスキャリア領域の専門Iの科目は、(a)個人・人間、(b)集団・組織および(c)産業社会に分けられます。(a)個人・人間はミクロ的な視点、(b)集団・組織はメゾ的な視点、(c)産業社会はマクロ的な視点に、それぞれ基づく科目を配置しています。

(a)個人・人間には、「人材育成論Ⅰ・Ⅱ」、「産業・組織心理学I」、「組織行動論I」などの科目があります。個人あるいは人間といった単位が対象です。働く人の感情、考え、振る舞いや、人間関係に焦点をあてます。ビジネスキャリアを形成する個人あるいは人間という単位にミクロ的にアプローチします。

(b)集団・組織には、「経営分析I・II」、「経営組織論I・II」、「マーケティング論」などの科目があります。ビジネスキャリアを形成する場、すなわち企業という単位が対象です。企業はどのような仕組みや論理に基づいて経営されているか、あるいは、どのように戦略を策定し事業を運営するかなど、企業の経営や組織の構造について多角的に理解します。

(c)産業社会には、「仕事の経済学」、「ブランド創造論」、「国際経営論」などの科目があります。社会全体、市場および産業といった単位が対象です。労働市場における需要と供給の関係をはじめ、働くことを取り巻く社会経済関係にマクロ的にアプローチします。

専門IIには、より専門的あるいは応用的な科目として、「産業・組織心理学Ⅱ」、「組織行動論Ⅱ」、「職業キャリア政策論」などの科目があります。専門IIは、専門Iの科目を履修・修得したことを前提として、ビジネス領域の特定の分野・主題について高度に専門的な知識を得ることを目的としています。

(3)ライフキャリア領域

ライフキャリア領域の専門Iの科目は、(a)自己・他者・関係、(b)文化マネジメントおよび(c)多文化・グローバル社会に分けられます。(a)自己・他者・関係はミクロ的な視点、(b)文化マネジメントはメゾ的な視点、(c)多文化・グローバル社会はマクロ的な視点に、それぞれ基づく科目を配置しています。

(a)自己・他者・関係には、「コミュニティ心理学」、「コミュニティ社会論Ⅰ」などの科目があります。自己が他者や社会とつながることについて、身近なコミュニティや家族との関係などを通して、キャリア形成や自己理解を視野に入れつつ学びます。

(b)文化マネジメントには、「文化マーケティング論」、「ミュージアム概論」などの科目があります。文化やアートなどを通して、人びとや地域社会がいかにつながっていくのか、人びとの生活やまちづくりにおいて、文化活動の意味や位置づけはどういったものか、などをテーマとします。

(c)多文化・グローバル社会には、「進歩と平和」、「国際地域研究Ⅰ」などの科目があります。 より広い範囲で、自己のキャリアと社会がつながりうることを知り、国際交流や文化比較、人類史なども視野に入れて学んでいきます。

専門IIには、より専門的な科目として、「家族論」、「プログラム評価論」、「社会心理学」などの科目があります。専門IIは、専門Iの科目で履修・修得したことを前提として、ライフキャリア領域に関連の深い学問領域について、高度な専門知識とスキルを得ることを目的としています。