児美川ゼミのテーマは、「若者のキャリア形成とその支援」。
このテーマのもとに、若者文化、学校教育、学校外における若者支援などについて、共同研究を行うと同時に、ゼミ生それぞれが自分のテーマを持ち、研究・考察を進めていきます。
授業では、共通文献の購読や個人研究の発表とディスカッションを行う学期と、共同研究を行う学期があります。
共同研究のテーマは、現代若者論のようなものが多いのですが、居場所論や大学論、「恋愛・結婚とキャリア」のようなテーマにも挑んでいます。
夏にはゼミ合宿があり、集中的に学習活動を行います。
また、学内および学外で、中・高校生を対象とするワークショップを実施します。
このゼミでは、学生が主体となってディスカッションを行いますが、児美川先生は時には「脱線」しそうになるほどの活発な討論を巧みに捌き、サゼスチョンし、学術的な興味と分析に誘ってくれます。
こうしたゼミでの討論の積み重ねが、傾聴や自己表現、プレゼンテーションなどのトレーニングにもつながっているように思います。
児美川ゼミは「若者のキャリア形成とその支援」をテーマとしており、若者のキャリア発達に教育がどの様に関わっていけるかということについて幅広く学んでいます。対象を若者として、支援・教育という視点も入れれば、いくらでも自分の好きなことを学習できるというのが、このゼミの特徴といえます。
ゼミの雰囲気としては、先生と学生との距離が非常に近く、ゼミ生どうしの仲も良いということがあります。和やかな雰囲気の中で、毎週のゼミ活動を行っています。
もちろん、和やかというのは決して「緩い」という意味だけではなく、授業内の討論は真剣そのものです。「緩く、厳しく」が、このゼミの特徴的な雰囲気と言えるでしょう。
ここまで、堅苦しいことを書いてきましたが、最後に、児美川先生がどんな人なのかについて、ちょいと知ってもらおうと思います。
*本名: 児美川孝一郎
*専門分野: 教育学 (青年期教育、キャリア教育)
*備考: 大のワイン、お酒好き!笑 (仕事があっても、飲み会には途中から参加してくる意識の高さです!)
研究者としても素晴らしく、新聞はもとよりテレビに出ることも!
そして、(ここには書けませんが)数々の「迷言」もあったりします。