法政大学ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンセンター(DEIセンター)では、理工系学部の女性の進学率が低い現状を踏まえて、女子中高生の理系進学を促進する取り組み実施しています。
2026年6月17日に、SONY STEAM GIRLS EXPERIENCE、法政大学DEIセンター、 法政大学第二中・高等学校の共催で「理工系進路発見プログラム」を実施しました。
本プログラムを企画・実施した林 美聡さん(本学理工学部3年生)は、2023年に二中高で開催した「小金井理系説明会(男女共同参画推進チーム主催)」に参加し、その後本学理工学部に進学しました。
以下、林さんからの開催報告です。

イベントチラシ
ソニーグループが実施する理工系女子学生を対象とした奨学金支援プログラムSONY STEAM GIRLS EXPERIENCE、法政大学DEIセンター、 および法政大学第二中・高等学校の共催のもと、SONY STEAM GIRLS EXPERIENCEの奨学生として、また法政大学理工学部に所属する学生として、2026年6月17日に母校である法政大学第二中・高等学校にて「理工系進路発見プログラム」を開催いたしました。当日は116名の生徒の皆さまにご参加いただき、大変盛況な会となりました。
本イベントは、一人でも多くの中高生に理工系という進路選択肢を身近に感じてもらいたいという思いから企画しました。また、私自身が中高生の頃に知りたかった大学生活や学部・学科選択、進路決定のプロセスについて、現役の理工系大学生の視点から伝えたいという思いも込めました。
そして今回の講演で最も大切にしたメッセージは、「何に興味があり、何にワクワクし、何に感動するのかを大切にしてほしい」ということです。
進路を考える際には偏差値や得意不得意だけでなく、自分自身の心が動く瞬間に目を向けてほしいと思っています。どんなことに夢中になれるのか、どんなことに感動するのかを知ることは、自分らしい進路や将来を見つける大きなヒントになります。そのような思いを、講演全体を通して伝えました。
実は私自身、高校2年生までは宝塚歌劇団に入ることを目標にしており、大学進学や理工系進学は全く考えていませんでした。また、勉強に苦手意識もありました。しかし、自分の興味や好奇心と向き合う中で理工系の道へ進み、現在は法政大学で学んでいます。そのため、学力面への不安から理工系進学を諦めようとしている生徒の皆さんに対しても、「進路はいつからでも切り拓くことができる」というメッセージを届けられたのではないかと思います。
講演は二部構成で実施しました。前半ではトーク形式で理工系学部・学科の紹介を行い、後半では「自分自身を知る」ことをテーマとしたワークショップを実施しました。学科紹介では、理工学部をはじめとする理工系学部の11名の学生に協力していただき、それぞれの学びや研究内容、大学生活について紹介してもらいました。実際に学んでいる学生の声を直接届けることで、よりリアルな大学生活をイメージしてもらえたのではないかと思います。
当日は生徒の皆さんが非常に熱心に参加してくださり、休憩時間にも質問に来てくださったり、講演後も積極的に相談してくださったりする姿が印象的でした。また、多くの生徒がメモを取りながら真剣に話を聞いてくださり、理工系進路への関心の高さを感じました。講演後のアンケートでも前向きな感想をいただき、この企画を実施して良かったと改めて感じています。
何よりも、大好きな母校である法政大学第二中・高等学校で講演を行う機会をいただけたことを大変嬉しく思います。
本イベントの実施にあたりご支援いただいた法政大学DEIセンターの皆さま、SONY STEAM GIRLS EXPERIENCE関係者の皆さま、法政大学第二中・高等学校の先生方、そして協力してくれた学生の皆さんに心より感謝申し上げます。
今回の経験を通じて、学生だからこそ伝えられることの大きさを改めて実感しました。今後も、一人でも多くの中高生が自分らしい進路を選択できるよう、その後押しとなる活動を続けていきたいと思います。
イベントの様子
理工系学生による紹介の様子
ワークの様子
詳細は以下よりご覧ください。
法政大学ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンセンター(DEIセンター)
市ヶ谷キャンパス富士見ゲート1階