DEIセンター

組織・体制

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グローバリティ・ダイバーシティ推進本部

本学は、中期経営計画の中で、「グローバル大学の実現」と「大学のダイバーシティ化」を目標として掲げています。
本学がグローバル大学となるためには、キャンパスをグローバル化するだけでなく、学生・教職員がグローバル・マインドセットを身につけることが必要です。それは、真の意味でのグローバライゼーションの達成、つまりグローバリティの実現であると考えます。また、大学のダイバーシティ化には、多様性を包摂する環境づくりが必要です。それは、性別、年齢、国籍、人種、民族、文化、宗教、障がい、性的少数者であることなどを理由とする差別が行われないことはもとより、本学が、これらの相違を個性として尊重される学びの場・職場となることです。

グローバリティとダイバーシティは、その実現に向けて取り組むべき課題の多くが重なり合っています。
これまで本学では、グローバリティとダイバーシティの推進の関連性が意識されながらも、別々に検討し、施策を進めてきました。しかし、本学のグローバリティの推進のためにはダイバーシティも推進されなければなりませんし、本学のダイバーシティの推進のためにはグローバリティも推進されなければなりません。

そのため、両者を包括的かつ一体的に推進する体制の構築が必要と考え、2024年4月に、総長を本部長とし、常務理事、学部長、関係部局長等により構成される「グローバリティ・ダイバーシティ推進本部」を設置しました。

同本部では、グローバリティ及びダイバーシティ推進のために必要な施策の全体把握、進行管理及び調整、目標策定等を行い、「グローバル大学の実現」と「大学のダイバーシティ化」に向け、全学的な体制で取組を進めていきます。

ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンセンター(DEIセンター)

法政大学憲章及びダイバーシティ宣言におけるダイバーシティを重視した大学運営の実現を図ることを目的に、DEIセンターを設置しています。
本学のダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン推進の中心的な役割を担い、多様性を包摂する環境作りや、性別や性自認のあり方、性的指向等に関する個別相談などの支援、男女共同参画の推進等に取り組んでいます。

DEIセンター運営委員会を置き、関連部局(学生相談室、障がい学生支援室、ハラスメント相談室、グローバル教育センター、人事部等)と連携しながら、DEIセンター事業の運営や、ダイバーシティに関する学内の課題共有・環境整備を行っています。
また、DEIセンターの下に部会を設置し、「男女共同参画」や「ジェンダー・セクシュアリティ」など各領域の具体的な施策の立案・実行を担っています。