法政大学男女共同参画部会が主催する「小金井理系説明会~小金井キャンパスから考える未来のじぶん~」が、9月25日(水)放課後に法政大学第二中・高等学校で開催されました。
このイベントは女性の進学率が低い理工系学部について、中高生が興味・関心を持ち、将来の進路選択をイメージすることを目的として企画され、大学生・大学院生の生の声を届けました。
パネルディスカッションでは、大学院理工学研究科応用化学専攻修士1年の鈴木望友さんと理工学部創生科学科4年の村上真依さん、生命科学部環境応用化学科の山下明泰教授、理工学部創生科学科の小宮山裕教授が登壇し、「理系進学のきっかけ」「小金井キャンパスでの生活」「現在取り組んでいる研究内容」「卒業後の進路」等について話し合いました。
質疑応答では、「理系は好きだけど、得意ではないです。進学後についていけるでしょうか」「どういった分野の企業に就職する方が多いですか」など高校時代の勉強と理系進学後の関係や就職に関することから「サークル・アルバイトと勉強の両立はできますか」「一日の自由時間はどれくらいありますか」など大学生活に関することまで幅広い質問がよせられ、学生たちが丁寧に回答しました。
理系学部は課題に追われ忙しいイメージがあるかもしれませんが、ほとんどの学生がサークル活動やアルバイトと両立していることや実験は複数人で行うため難しい課題も友人と協力して取り組むことができ、有意義なキャンパスライフを送っていることが登壇した学生たちの話からよくわかりました。
本学は下表のとおり、近年少しずつではありますが女子学生比率が高まってきております。
理工系学部 | 本学全体 | |
2024年度入学者 | 27% | 43% |
2023年度入学者 | 27% | 41% |
2022年度入学者 | 26% | 40% |
2021年度入学者 | 21% | 40% |
法政大学男女共同参画部会では、今後も女子生徒の理系進学を促進する取り組みを企画していく予定です。
ご参加いただいた皆様や関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションの様子
法政大学ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンセンター(DEIセンター)
市ヶ谷キャンパス富士見ゲート1階