法政大学男女共同参画推進チームが主催する「小金井理系説明会~小金井キャンパスから考える未来のじぶん~」が、12月18日(月)に法政大学中学高等学校で開催され、30名の生徒が参加しました。
このイベントは、女子生徒の進学が少ない理工系分野について、中高生が興味・関心を持ち、将来の進路選択をイメージすることを目的として企画され、当日は男女問わず多くの生徒が参加しました。
パネルディスカッションでは、理工学研究科修士2年の一戸菜奈実さんと情報科学研究科修士2年の渡辺真夕さん、理工学部電気電子工学科の笠原崇史 准教授、生命科学部応用植物科学科の佐野俊夫教授が登壇し、「理系進学のきっかけ」「小金井キャンパスでの生活」「現在取り組んでいる研究内容」「卒業後の進路」等について話し合いました。
リアルタイム質問アプリを利用しながら参加者との質疑応答も行われ、生徒たちの関心が高かった得意・不得意な科目と理系進学の関係や理系進学に向いているタイプ、毎日のスケジュールや忙しさなどの質問について回答しました。
参加者からは「まだ中学生なので、文系か理系か決めていないのですが、なんとなく理系は苦手なので無理だと思っていました。しかし、今日の苦手でもいいというお話を聞いて、理系もいいなと思いました。」「理系学科のことを出席前よりも前向きに考えられたのでとてもためになりました。高校生になっても色々な学科のお話を聞けたらなと思います。」という感想もありました。
理系説明会の様子
全体を通じて、「自分の好きなことを貫いてよい」という前向きに学び続けることの大事さや理系学問の奥深さや楽しさが参加者に伝わり、有意義なイベントとなりました。
法政大学男女共同参画推進チームでは、今後も女子生徒の理系進学を促進する取り組みを企画していく予定です。
ご参加いただいた皆様や関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
法政大学男女共同参画推進チーム事務局(総長室企画課)