8月10日に市ヶ谷キャンパスで、本学の付属校教諭を対象にした「ジェンダー平等研修」を実施しました。
この研修は、2022年度に実施した付属校教諭に対する「育児・介護やワークライフバランスについてのアンケート」の中で、ジェンダー平等について学ぶ機会や、付属校各校での取組・課題について情報共有をする機会などが求められていることが分かり、本学の男女共同参画推進チームが企画しました。
第一部では、ダイアナ コー常務理事が「ジェンダー平等を実現しよう」をテーマに、組織でダイバーシティを推進することの重要性や、ジェンダー規範や先入観に左右されない「ジェンダーフリー」教育について講演しました。ジェンダーフリーになるために、あえてジェンダーを意識することの必要性や、「公平」と「平等」の概念の違いなどについてお話がありました。
第二部では、各校より取組や課題について発表があり、ジェンダー平等に関する生徒会との対話(中高)や、ダイバーシティ学習会等の生徒会活動(二中高)、男女共習体育授業(国際高)について報告がありました。
最後に人事部から、出産・育児・介護と教育研究の両立を支援する、本学のライフイベント支援制度について説明がありました。
参加者からは、「コー理事の講演で、ジェンダーフリー教育を実践するうえで必要な観点を学ぶことができた」、「3校の生徒と教職員がともに学び合う場を作りたい」などの感想が寄せられました。
コー常務理事による講演
研修会場の様子
法政大学男女共同参画推進チーム事務局(総長室企画課)