国際文化学科

粟飯原 文子 教授 AIHARA Ayako

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
アフリカ文学
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:アフリカの文学、映画、音楽 ◆ゼミナール:国際社会演習(アフリカを学ぶ/アフリカに学ぶ)
◆ゼミ紹介:わたしたちのゼミは“アフリカゼミ” と言われています。担当教員の専門がアフリカ現代文学であり、 みんなで一緒に学ぶのがアフリカに関することだからです。歴史、経済、国際関係、映画、文学、そして音楽やファッション等々から多角的に大陸の“いま”を理解することに努めています。個人研究としては、例年、アフリカに関するテーマを選ぶ学生、 独自の関心からアフリカ以外のことに取り組む学生(たとえばブラックミュージック、移民、人種差別、マイノリティーの問題など) が半々です。ほぼ全員がこのゼミではじめてアフリカについて学びますが、卒業するころにはたくさんの知識がついているはずです!ゼミの一番いいところは、勉強も遊びも全力でおこない、先輩後輩の垣根なくとても仲がいいことです。一生懸命勉強しますが、 それ以上にたくさん遊んで楽しみ、ゼミ外でも一緒に色んなことを共有します。
◆主な担当科目:英語圏の文化Ⅲ、国際関係研究VI、国際社会演習

浅川 希洋志 教授 ASAKAWA Kiyoshi

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
心理学・人間発達学
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:文化と心理的機能の関連性、充実感を伴う楽しさ(フロー(flow)あるいはスポーツの分野ではゾーン(zone)と言われている経験)と精神的健康、ウェルビーイングとの関連性に関する研究
◆主な担当科目:心理学Ⅰ・Ⅱ、異文化適応論、教養ゼミI(心理的ウェルビーイングを考えるA)、教養ゼミII(心理的ウェルビーイングを考えるB)

石森 大知 教授 ISHIMORI Daichi

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
文化人類学、オセアニア地域研究
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:グローバル化、宗教・民族紛争、地域開発、共生社会とマイノリティに関する研究 ◆ゼミナール:国際社会演習(観光とまちづくりの人類学―資源化する文化・環境・宗教)
◆ゼミ紹介:こちら「文化人類学ゼミ」です。本ゼミでは、文化・環境・宗教の資源化という現象に注目しながら、「観光とまちづくり」を中心とする人類学的研究を学んでいます。また、教室内での学びだけではなく、フィールドワーク教育を推進しています。2023年度は(大妻女子大学の人類学系ゼミと合同で)フォトエスノグラフィーの実習を実施し、とくに都市部での観光現象を多角的に理解する視野を養いました。
ゼミ生の卒論や学会発表のテーマとして、アニメツーリズムの持続可能性、SNSとギャル文化、「ハーフ」言説の変容、プロスポーツチームと地域社会、外国人集住地域における多文化共生、学校教育と多文化共生、無形民俗文化財と地域社会など、かなりヴァリエーションがあります。つまり、「観光とまちづくり」や多文化共生を中心的テーマとしつつも、ゼミ生のみなさんはかなり自由度をもって研究を行っています。
◆主な担当科目:国家と民族、国際関係研究Ⅳ(家族と結婚の人類学)、国際社会演習、文化人類学

和泉 順子 教授 IZUMI Michiko

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
コンピュータネットワーク
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:移動体通信、インターネット上の実空間情報制御に関する研究、デジタルID ◆ゼミナール:情報文化演習(情報科学技術の問題の発見と考察) 
◆ゼミ紹介:情報科学技術の社会展開を考えるゼミです。コンピュータやインターネット等の情報科学技術は、わずか数十年で驚異的な発展をしました。現在では重要な社会基盤として世界中に展開されており、今後もその形態を変化させることが予想されます。しかし「あって当たり前」となった通信基盤は、構造や特徴を学ばなければ、どんな問題が起きているのかだけでなく、それをどう考えればいいのかすら分かりません。日常利用しているものだからこそ、原理や構造、特徴やリスクを知ることで、無用なトラブルを回避し、社会をより豊かに捉えられる可能性があります。これらの知識は溜め込むだけでなく、どう活用するかを考えていきます。
◆主な担当科目:情報システム概論、プログラミング基礎、ネットワーク基礎、情報文化演習

稲垣 立男 教授 INAGAKI Tatsuo

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
現代美術、芸術学、表象文化論
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:フィールドワークとアート、社会と芸術に関する実践と研究 ◆ゼミナール:表象文化演習(コミュニケーションとアート) 
◆ゼミ紹介:稲垣ゼミでは「コミュニケーションとアート」をキーワードに、コミュニティとコラボのアートプロジェクトやワークショップ、作品制作など様々な活動を行なっています。様々な表象文化(現代アート、現代音楽、コンテンポラリーダンス、演劇、映像、テキストその他)に関する実践的(実際に作品を作る)研究を行います。
 また、国内外の様々なコミュニティとのコラボレーション(協働作業)を通じて、背景の異なる人々の生活や文化を学び、様々な方法で相互の考えを理解することを経験的に学びます。学生各自の関心のある表象分野について考察を進め、その背景となる理論についての研究を並行して行います。
 ゼミの雰囲気ですが、全員で美術館やギャラリーの見学、ワークショップや展覧会の開催、コンペや国際文化情報学会への応募など共同で活動する機会が多いので、チームワークがよいと思います。
◆主な担当科目:表象文化演習、現代美術論、社会と美術、メディアと社会、ソーシャル・プラクティス、フィールドワークと表現、視覚デザインと文化情報

今泉 裕美子 教授 IMAIZUMI Yumiko

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
国際関係学。太平洋島嶼関係史(特にミクロネシア、沖縄、日本)。ミクロネシア研究。
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:ゼミでは、各自が研究テーマの追究、他ゼミ生のテーマをも議論することで、国際関係学の方法論を習得し、現代世界を支えたり、変化させる自身の役割と可能性を探る。 ◆ゼミナール:国際社会演習(「国際関係」を問い直し、つむぎ直す)
◆ゼミ紹介:国際関係学を学ぶゼミです。第一に、自身のもつ「国際関係」認識の問い直しとして、自分が、現代世界の様々な関係のなかで生かされ、知らない誰かを支えたり、苦しめたりもしている存在であることを学びます。それは第二に、国際関係のなかの自分の役割や可能性を知り、国際関係を紡ぎ直す手立てをみつけることになります。ゼミ生のテーマは多様ですが(個人研究テーマリスト参照)、国際関係学の方法論を学びながら相互のテーマが関連しあっていることも理解します。以上を通じて、感受性のアンテナをしなやかに鍛え、調べ、議論し、考え、発信する方法が身に着きます。このゼミのもう一つの特徴は、一人一人のオリジナリティに根ざした「共同」。ゼミ生たちでゼミ長は置かない、と決めました。「共同」には、毎回のゼミに加え、沖縄、神奈川、韓国、ミクロネシア等での調査、学会報告、国内外の他大学生との交流があります。さらにゼミ同窓生が企画する年に1度の「大同窓会」は、現役ゼミ生の研究報告、仕事・子育てなどに奮闘する卒業生の生き方を学び合う、卒業生と現役生の「共同」です。世代を超えて先輩・後輩がバツグンに仲が良い、でも馴れ合わない。「共同」が結果として「協同」に変化するのは、「今泉ゼミ」だからではなく、今泉と共に学び続ける「学生のゼミ」だからです。
◆主な担当科目:国際関係学概論Ⅰ・Ⅱ、国際社会演習、オセアニアの政治と社会Ⅰ・Ⅱ(法学部公開科目)

宇治谷 義英 教授 UJITANI Yoshihide

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
イギリス文学
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:16~17世紀のイギリス演劇、特にシェイクスピアの戯曲
◆主な担当科目:英語、英語圏の文化Ⅰ

内山 政春 教授 UTIYAMA Masaharu

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
朝鮮語学
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:主に現代朝鮮語の文法論および語彙論。その他朝鮮語教育や台湾の言語事情にも関心を持つ
◆主な担当科目:朝鮮語、世界の言語Ⅱ、朝鮮語圏の文化II(朝鮮語の構造)

大嶋 良明 教授 OHSHIMA Yoshiaki

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
コンピュータ音楽、メディア処理、ディジタル信号処理
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:我々の知的活動や芸術的表現の媒体としてコンピュータやインターネットの特性を検討し、それを活かした作品制作に取り組んでいる。また、獲得知識の可視化、コンテンツの蓄積・流通の仕組みとしてe-Portfolioにも取り組んでいる ◆ゼミナール:情報文化演習(TouchDesignerとセンサーによる映像と音響の総合演習)
◆ゼミ紹介:私たちの研究室ではメディアとインターネットの先端的な領域での学びを大切にしています。運営方針は「やりたくなったらまず動く」“Be Proactive!” これに尽きます。学部ゼミのテーマは、「アートなモノ作り」です。今年度は観客=鑑賞者のジェスチャーに反応する深層学習(AI)と3D音響技術を応用したメディアアートに取り組んでいます。大学院ゼミでは中国からの留学生たちが海外ドラマ、動画共有サイト、アイドルアニメなどを対象にユーザー行動の分析や異文化要素の調査を行っています。今年度の男女比は1:2、学部ゼミ生と大学院ゼミ生が共に学ぶ学術的な刺激に満ちた研究室活動となっています。これまでのゼミ生たちはWeb, サウンドデザイン、アニメ制作、映画監督、UX、教員(英語科、情報科)などの分野に進み、留学、大学院進学者もたくさん輩出しました。現在も東欧圏に1人が留学することになりました。最近の実績分野についてはシラバスに掲載しています。
◆主な担当科目:メディア情報基礎、ネットワーク基礎、メディア情報応用、メディア表現法、情報文化演習など

大中 一彌 教授 ONAKA Kazuya

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
政治学、 政治思想
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:ヨーロッパ連合地域を中心に、グローバル化と政治理論の関わりについて教育・研究 ◆ゼミナール:国際社会演習(女性・移民・ケア労働の政治) 
◆ゼミ紹介:あなたに、法政大学国際文化学部の政治学に焦点を当てた国際社会演習(ゼミ)をご紹介します。 このゼミでは、政治学の基本から応用までを幅広く学び、その知識を国内外の時事問題に結びつけます。これにより、ひとりひとりの学生が、みずからの価値観を練り上げていくのに役立つ学びが提供されます。 卒業後のキャリア形成を見据え、このゼミにぜひご参加いただき、国際的な視野を広げてみてください。
◆主な担当科目:地域協力・統合、フランス語圏の文化Ⅰ、国際文化情報学入門

大西 亮 教授 ONISHI Makoto

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
スペイン・ラテンアメリカ現代文学
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:スペイン語圏の現代文学ならびに文化研究 ◆ゼミナール:言語文化演習(スペイン語圏の文化を探索する) 
◆ゼミ紹介:こんにちは。言語文化演習(ゼミ)担当教員の大西亮です。このゼミは、「スペイン語圏の文化と社会」を共通テーマにしています。ゼミ生はそれぞれの興味や関心に応じて具体的なテーマを設定し、それに関するゼミ論を仕上げることになります。スペイン語学習歴の有無は問いません。「スペイン語圏」といっても、スペインをはじめ、北はメキシコから南はアルゼンチンにいたるまでのアメリカ大陸の国々も含まれますから、扱う領域は広大です。多様な文化が息づいているのはもちろんですが、それらに共通する要素をゼミ生の仲間たちといっしょに探っていくのもまた楽しい経験になるはずです。これまでのゼミ論では、歴史や社会などに関するテーマのほかに、スペインサッカーの歴史や ZARA に代表されるファッション、アメリカのヒットチャートを席巻している中南米系アーティストの活躍をとりあげてくれた人もいました。学生のみなさんが主役のアットホームなゼミですので、スペイン語圏の文化に少しでも興味のある人はぜひ参加してみてください。
◆主な担当科目:言語文化演習、SAスペイン語、スペイン語講読、ほか

岡村 民夫 教授 OKAMURA Tamio

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
表象文化論、 仏語仏文学
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:場所論、映画・アニメ研究、近代文学研究 ◆ゼミナール:表象文化演習(場所論)
◆ゼミ紹介:「場所」は私たちを文字通り足元から支えています。アートなしい文化を「場所」という観点から捉えなおすことが、この演習の主旨です。春学期は一定のテーマを共同で研究し、秋学期はゼミ生各人の自由研究の発表や論文執筆指導に割きます。さまざまな自由研究をすることが可能です。これまでの卒業研究(論文だけでなく作品も可)には、「外国映画における東京」「『三四郎』と『青年』の東京」「日本とフランスにおける観光政策の比較」「ラブホテル近年史」「安藤忠雄の夢・地中美術館」「ジブリ映画から考える理想の家」などがあります。
文献を読みもしますが、観察力や感受性の向上をもっとも重視します。そのために作品鑑賞やフィールドワークの日を設けます。例えば、江戸東京たてもの園、神田神保町、表山道ヒルズ、成城、ジブリ美術館、アニメの諸聖地などへ行きました。
 自分がどういう「場所」を生きているのかを知り、知識や概念と経験を統合していくことで、皆さんが主体的に人生を深く楽しんでいくことを望みます。
◆主な担当科目:フランス語、表象文化演習

北 文美子 教授 KITA Fumiko

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
アイルランド文学
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:近・現代アイルランド文学
◆主な担当科目:英語、英語圏の文化V

衣笠 正晃 教授 KINUGASA Masaaki

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
比較文学・比較文化、日本文学研究史
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:近代日本・英米の文学および文学研究における伝統概念とその構築 ◆ゼミナール:言語文化演習(身近な文化を読みほどく) 
◆ゼミ紹介:皆さんの身近にある文化を、比較文化(カルチュラル・スタディーズ、文化社会学)の視点から考察するゼミです。日常的で当たり前だと思われている事柄を複眼的に掘り下げることで、現代社会の問題について考えを深め、それを自らの言葉で表現する力を身に付けることを目指します。そのため最大限に学生主体の運営方針をとり、授業では個人研究に加え、グループワークをとくに重視します。ディスカッションをつうじて授業内発表や学会発表を共同で準備するとともに、お互いの個人研究についてアドバイスを与え合い、刺激し合う場となっています。これまでの個人研究のテーマは、アニメ、漫才、ポピュラー音楽(J-POP、K-POP)、ファッション、美容、ツーリズムから、スポーツ社会学(チーム論)、都市空間論、言語と社会(敬語)、舞台芸術(バレエ)など、多彩・多岐にわたりますが、ゼミメンバーがお互いの研究に関心をもちサポートし合うことが本ゼミの伝統となっています。
◆主な担当科目:英語、言語文化概論、言語文化演習

甲 洋介 教授 KINOE Yousuke

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
ヒューマンインターフェース、 認知科学、 人間工学
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:道具を使いやすくするデザイン技法、こころの科学、日常生活を豊かにする人工物と情報空間のデザイン ◆ゼミナール:情報文化演習(〘こころ・身体・空間〙体験を豊かにするデザイン学) 
◆ゼミ紹介:こころの働きを基礎から学び、それを生かして体験をデザインする、それが甲ゼミの基本です。ゼミ生は、遊び心を刺激する「暮らしの道具」、心地よい「空間の体験」、「新しいコミュニケーション」のデザインに取り組む。時には、実際の建築空間に出かけ、人々の行動をじっと観察し、「モノづくり」に挑戦する。そのために美術展、建築展にも行く。
 夏合宿では「身体性と心」の読書会の後で、F.L.ライトが残した名建築「旧帝国ホテル」と国宝の「茶室・如庵」を訪れ、庭園を廻りながら空間芸術の奥義を全身で味わった。野外博物館「リトルワールド」では未知の国々の暮らしを体験した。夜は味噌カツ、地鶏の串焼きに舌鼓。こういうことを大事にする。
 文献をじっくり読み、仲間と考えを深め、デザインをからだで実践する演習です。好奇心旺盛で、常識ある個性派を歓迎します。ゼミ生が発信するインスタあり。
◆主な担当科目:道具のデザイン学、仮想世界研究、道具による感覚・体験のデザイン、こころの科学、情報文化演習

輿石 哲哉 教授 KOSHIISHI Tetsuya

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
英語学、音声学、言語学
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:英語の共時・通時形態論の研究 ◆ゼミナール:言語文化演習(英語圏文化研究) 
◆ゼミ紹介:当ゼミは以下のことを学ぶゼミです.
1.体験に則して英語を学んでいく.英語は事実上,国際語となっていますが,なかなか日本人にとっては難しく,いつまで経っても上達した,という意識が持てない言語です.まずは,それほど英文を読むのが苦痛ではなくなるくらいにまで持っていくことを,目標にして勉強していきます.それには,いろいろな文章を読んだり聞いたりすることが必要になってきますが,それを体験していきます.
2.英語で発表する能力を磨く.上記と同様,やはり受動的な能力だけでなく,発表する,という能動的な能力も磨いていかなければなりません.英語のプレゼンや,英文でさまざまな文章を書いていくことも,学んでいきます.
特に,2については,国際文化情報学会などで発表できる能力を磨いていきたいと思っています.
◆主な担当科目:英語圏の文化Ⅶ、英語圏の文化Ⅷ、Structure of English、History of English、世界の言語Ⅰ、国際文化情報学入門、言語学A、言語文化演習

佐々木 直美 教授 SASAKI Naomi

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
ラテンアメリカ地域研究
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:ペルーの民衆文化とアイデンティティ、ゼミ:世界遺産に学ぶ ◆ゼミナール:言語文化演習(世界遺産に学ぶ) 
◆ゼミ紹介:「世界遺産ゼミ」と呼ばれるわたしたちのゼミですが、世界遺産について学ぶだけではありません。もちろん、ゼミ生はみんな世界遺産に興味があり、初年度は世界遺産の基礎知識を学ぶため「世界遺産検定」2級取得をめざして、サブゼミの時間をつかってゼミ生同士で勉強します。しかし、このゼミの目標は、世界遺産を入り口にし、「平和」についてを学ぶことです。あなたにとって「平和」とはどんなことでしょうか?「平和」を構築するにはどうしたらよいでしょうか。そんな疑問とそれについての実践に関心があるかたは、一緒に学び・考え・実践する私たちのゼミに大歓迎です。
◆主な担当科目:スペイン語圏の文化Ⅱ、言語文化演習

佐々木 一惠 教授 SASAKI Motoe

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
歴史学、ジェンダー研究
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:アメリカ合衆国の宗教・公共圏/親密圏・ジェンダー・セクシュアリティに関する歴史研究 ◆ゼミナール:国際社会演習(トランスナショナル・ヒストリー研究) 
◆ゼミ紹介:国際文化に関わる様々な出来事や事象を歴史学の視点と方法論から考えていくゼミです。例えば、私にとって「昭和」は馴染み深いのですが、皆さんにとっては大昔といった感覚があるかもしれません。過去は、ある意味「異文化」でもあります。トランスナショナル・ヒストリーのゼミでは、過去の人びとの生活や息遣いのようなものにも耳を澄ませていきます。私自身の専門はアメリカ史で、特に宗教とジェンダーの視点から研究しています。古文書館にこもって、昔の女性たちが残した手紙や日記を爆笑しそうになったり、また涙したりしながら読んだりしています。過去の人びとの「生」に寄り添う歴史学の醍醐味を一緒に味わってもらえたら嬉しいです!
◆主な担当科目:宗教と社会、宗教社会論Ⅱ、ジェンダー論、Approaches to Transnational History、国際社会演習

佐藤 千登勢 教授 SATO Chitose

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
20 世紀ロシア文学、ロシア(ソ連)の映画、芸術理論
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:映画で学ぶ国際情勢と人間の内的世界、ロシア・中東欧の映画 ◆ゼミナール:言語文化演習(映画で学ぶ国際情勢と人間の内的世界) 
◆ゼミ紹介:さまざまな国の映画の珠玉を通して、象徴、メタファー、寓意、そして映画技法で語られる映画言語を読み解き、登場人物たちの内的世界や背後にあるそれぞれの国・地域の文化、歴史的経緯、社会構造、社会問題を議論ポイントとして提示し、映画鑑賞とグループディスカッションを楽しむゼミです。
 映画を読むキーワードは、《差別》 《抑圧》 《エスニシティ》 《マイノリティ》 《ジェンダー》 《潜在意識》 《欲望》など。全員が問題意識を持って、「話す」機会を大切にしています。映画が大好きで、映画について友達と語り合いたい方、映画紹介のプレゼンテーションに興味のある方にお勧めできるゼミ。学生のみなさんの主体性に期待しています。
◆主な担当科目:ロシア語、ロシア語アプリケーション、ロシア・東欧の文化、言語文化演習、ロシアの文化と社会LA・LB

重定 如彦 教授 SHIGESADA Yukihiko

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
情報科学
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:ユビキタスコンピューティング、ユーザーインターフェース、人工知能 ◆ゼミナール:情報文化演習(コンピュータエンターテイメント) 
◆ゼミ紹介:近年、プログラミング教育を小学校から行うようになったことからわかるように、プログラミングの能力が今後ますます求められるようになっています。重定ゼミでは、コンピュータのプログラミングをメインにゼミの活動を行っています。ゼミのサブタイトルをコンピューターエンターテインメントとしているのは、テーマを初心者にとって親しみやすい内容にすることで、プログラミングの楽しさを学んでもらいたいと思ったからなので、4年生になってからのテーマは、プログラミングに関係するテーマであれば、エンターテインメントに限らず、自由に選んでもらうことになります。参考までに、最近ではAIをテーマとするゼミ生が増えています。プログラミングに興味がある方は経験がない方も含めて歓迎します。
◆主な担当科目:ディジタル情報学概論、ゲーム構築論、情報アプリケーション、情報文化演習

島田 雅彦 教授 SHIMADA Masahiko

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
文学
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:創作、小説論、文学史、戦後史、日欧交流史 ◆ゼミナール:表象文化演習(メディア研究、作品批評、創作) 
◆ゼミ紹介:セメスターの初めにゼミ生が個人的に興味を抱いているテーマを聞き、今後いかに研究を進めるべきか、またどのような形態で発表するかの相談を受けます。個々のテーマに基づいた文化研究、サブカルチャー研究、映像制作、小説執筆などを希望する者には個別指導を行うが、自分の研究テーマがない場合は共通テーマに基づき、リサーチや分析、制作を行います。これまでは「時間と場所」、「ジャンルと形式」、 「神話と元型」などのテーマに基づき、文学、音楽、映画、サブカルチャーの作品分析を行ったり、ゼミ内のチーム毎に開発したシナリオに基づき、劇映画を制作した。研究成果は論文、フィクション、映像作品に仕上げることも可能。両者に共通しているのは、コンテンツ作りの具体的ノウハウ、理解や共感を作り出す実践的な表現テクニックを磨くレッスンを行うことです。春学期はエッセイや論文、シナリオや映像の試作品を作ることに当てられ、夏合宿を挟んで、秋学期には公開可能なレベルの映像作品、エッセイ、そして論文の完成までを指導します。
◆主な担当科目:サブカルチャー論、メディア表現ワークショップ2、表象文化演習

島野 智之 教授 SHIMANO Satoshi

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
動物分類学、進化系統学、持続可能性
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:生物多様性、ヘンな生き物 ◆ゼミナール:情報文化演習(生物と持続可能な社会) 
◆ゼミ紹介:持続可能な社会づくりのための環境(人権などの人間要素以外)を扱います.これまでの学生のテーマは,ヴィーガンなどの食の問題,動物倫理・ペット(ノネコの問題,ペットとしてのイヌ),ゴミ処理は適確に行われているか(東京の方がゴミリテラシーが低いのではないか?),廃棄物と環境負荷の問題など.結局興味があれば,何でも結構です.
よく使う言葉:『生物多様性は人間にとっては食の問題で考えると考えやすい』.
教員は生物多様性の保全.例えば,ブータンの絶滅危惧鳥類の保護・保全(絶滅リスク評価,遺伝的多様度,獣医師の派遣),インドネシアの熱帯雨林の生態系の調査と保全,タイの石灰岩帯の生態系の調査と保全をテーマにしています.環境省レッドリスト対象種選定委員,「種の保存法」対象種選定委員など歴任.
ブータン王立自然保護協会, 客員研究員
☆最近,初期仏教とブータンの歴史について興味を持っています
◆主な担当科目:持続可能な社会、文化と生物、文化と環境情報、情報文化演習、自然総合科目A、自然史

鈴木 靖 教授 SUZUKI Yasushi

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
中国文学・中国語
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:アジアから見た日本・日中文化交流史 ◆ゼミナール:言語文化演習(アジアから見た日本) 
◆ゼミ紹介:中国や韓国、台湾の人々は、日本にどのようなイメージを持っているのでしょうか。このゼミでは「アジアから見た日本」をテーマに、アジアの人々の対日イメージがどのように形成されたかを考えるとともに、これらの国や地域との交流を伝える史跡や文化を紹介することで、新たなイメージづくりにも貢献したいと考えています。
 授業は、ゼミ生同士が活発に意見を交わせるよう、プレゼンテーションとグループディスカッションを中心に行います。ゼミの資料には、書籍だけなく、映像資料も活用し、またホンモノの史跡や文化に触れられるよう、合宿やフィールドワークも行っています。
 中国や台湾、韓国からの留学生の方、大歓迎です。ゼミを通じて、友だちづくりと異文化間交流を行いましょう。
◆主な担当科目:中国の文化Ⅲ(日中文化交流史)、中国の文化Ⅸ(中国俗文学)、アジアの伝統芸能、言語文化演習 
◆映像作品  授業とは別にドキュメンタリー映像も制作しています。近年の作品には以下のようなものがあります。
 このうち➂の作品は、「法大生がドキュメンタリー」として朝日新聞2018年1月15日夕刊でも紹介されました。
①「在日コリアン学生として生きる」(2020年度、朝鮮大学校の学生さんへの取材をもとに作成)
②「私たちは日本人だ~台湾人元日本兵の想い」(2019年度、台湾での取材をもとに作成)
➂「戦後補償に潜む不条理~韓国人元BC級戦犯の闘い」(2017年度、BC級戦犯として死刑判決を受けた李鶴来さんへの取材をもとに作成)
④「市民にとっての戦争ー老斤里事件より」(2016年度、韓国での取材をもとに作成)
⑤「耳塚はいま」(2014年度、京都東山区にある耳塚での慰霊祭での取材をもとに作成)
 これらの作品は、下記リンクからご覧いただけます。

鈴木 正道 教授 SUZUKI Masamichi

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
フランス文学・思想、特にサルトル
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:フランス文学・思想、特にサルトル、欧米文学・思想、言説分析、メディア、科学思想
◆主な担当科目:French A I・II 、フランス語2・4、フランス語4Ⅰ・Ⅱ、フランスの文化と社会LA・LB、外国文学と文化LA・LB

副島 健作 教授 SOEJIMA Kensaku

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
現代日本語文法、言語学、日本語教育
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:コミュニケーション重視の日本語教育、文法構造を中心とした「日本語らしさ」の通言語的研究 ◆ゼミナール:言語文化演習(日本語教育のための日本語学) 
◆ゼミ紹介:3年生春学期は教科書の読解、秋学期は論文執筆にフォーカスした授業が展開されており、4年生で本格的な執筆作業に取り掛かります。 春学期には、事前に割り当てられた章を学生が読み、内容をPowerPointにまとめて発表する活動を行いました。インプットするだけでなく、アウトプットもしっかりとできるのが副島ゼミのポイントです。 発表では、不明点についての意見交換が盛んで、新たな発見が得られる日々です!「国際文化学部」としてグローバルな視点から日本語を観察することで、斬新な発見や意見が教室内を飛び交います。日本語を他の言語と比較したり、音声や文字の形態に着目したり…と、学生一人一人の興味関心について深く掘り下げ、議論できるのも大きな魅力の一つです!正しい・間違い関係なく意見交換ができます。 日本語という我々にとって当たり前のことを深く、また多角的に見ることによって、物事を俯瞰的に見る癖がつくので幅広い分野にも応用できます。('23ゼミ生より)
◆主な担当科目:異文化間コミュニケーション、言語文化演習

髙栁 俊男 教授 TAKAYANAGI Toshio

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
朝鮮近現代史、 在日朝鮮人史
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:日本と朝鮮半島との間の海峡を越えた人の移動の歴史、在日朝鮮人の文化活動全般、日本における朝鮮認識の変遷;伊那谷研究 ◆ゼミナール:国際社会演習(朝鮮半島と日本) 
◆ゼミ紹介:日本と朝鮮半島との紆余曲折の歩みについて学ぶ。現在、南の韓国との間には、韓流ブームによる関心や憧れがある一方、領土問題や歴史問題をめぐって対立もある。北朝鮮には、熱い視線が注がれた時代もあったが、国交がなく、非民主的・軍事優先とみえる国家体制に対して、冷やかな眺めが支配的である。
このゼミでは、どうしてこのような現実になっているのか、その過程にはどのような出来事や人々の試行錯誤があったのかを探究していく。以下に重点を置きながら、日本と朝鮮半島間の複雑に絡まった糸を少しずつ解いていく。テキストの講読に加えて、各種映像の視聴、関連スポットへのフィールドワークも実施する。
・一般的、抽象的ではなく、具体的かつ実感を伴いつつ学ぶ
・状況を変えようと苦闘した先人たちの営みに着目する
・日本の異文化理解や多文化共生全般という、より広い文脈の中で朝鮮問題を考える
・最終的に、自分自身の言葉で説明できる
◆主な担当科目:朝鮮語、大学を知ろう:〈法政学〉への招待、法政学の探究LA、人の移動と国際関係Ⅱ、世界とつながる地域の歴史と文化、国際社会演習

竹内 晶子 教授 TAKEUCHI Akiko

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
比較演劇・比較文学・能楽
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:欧米における能の受容、および文学・演劇理論を適用した謡曲分析 ◆ゼミナール:表象文化演習(比較文化・比較演劇) 
◆ゼミ紹介:ゼミでは、文化を比較するために、また演劇(ミュージカル、古典芸能、映画、etc.)を分析するために、基本的な手法や理論をまずは押さえますが、その後の内容はその年のゼミ生の関心次第です。先行研究だけでなく様々な舞台や映像作品等についてディスカッションを繰り返し、互いに刺激を与えあうなかで、皆さん自身の関心がより深まり、より広がる学びの場でありたいと思っています。こうして深めた知識と思考は、論文に結晶させましょう。
過去の卒論テーマの例:アイドル文化の日仏比較 / 日本におけるショパンの受容 / 現代少女漫画における男装の少女 / チョコレート製品発展史の日仏比較 / 日本の古典芸能における平知盛像の変遷 /初等教育における演劇教育の日英比較 / 月とジェンダー表象 / Mulan (1998)とTangled (2010)にみる断髪の表象、等々…
◆主な担当科目:比較表象文化論、演劇論、英語、表象文化演習、Japanese Theater

栩木 玲子 教授 TOCHIGI Reiko

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
アメリカ文学
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:現代アメリカ文学・文化
◆ゼミ紹介:2024年度はゼミ論をもとに発表やアクティビティ(discussion)を行い、同時に個々人の研究を進めて論文を完成させました。ゼミ合宿では論文のサポートや討議を重ねると同時に、時間と空間を共有することで親睦を深めています。ゼミ生にはSAでアメリカに行った学生もいますが、それ以外のSA英語圏の学生や、SA諸語だけどアメリカについて知りたいという学生、アメリカ嫌いの学生もいて、毎年個性豊かなメンバーが集まっています!
論文タイトル例:「ウォルトの生前と死後でディズニーはどのように変化を遂げたのか」「なぜアメリカの教育は日本に比べて主体性を育みやすいのか」「American SweetHeart はなぜ世界の歌姫となり得たかー世界各国におけるThe Eras Tour の社会的・経済的影響の文化的要因」「パンデミック後のアメリカ経済と自殺率の関連性」
◆主な担当科目:英語2・4、他

中澤 史 教授 NAKAZAWA Tadashi

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
スポーツ心理学
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:アスリートの心理サポート、チームビルディング
◆主な担当科目:スポーツ総合演習、スポーツ科学、スポーツメンタルトレーニング論、スポーツ学入門

中和 彩子 教授 NAKAWA Ayako

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
イギリス文学
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:19世紀以降のイギリスの小説と文化・社会
◆主な担当科目:英語圏の文化VI、英語

林 志津江 教授 HAYASHI Shizue

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
ドイツ語圏文学・文化学、日独文化交流史、表象文化論
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:表象文化論(ポップカルチャー論、表象のポリティクス)、歌と音楽の文化学、美学理論(受容美学、解釈学など)、文化理論(メディア論など) ◆ゼミナール:表象文化演習(ポップ・カルチャー/ポピュラー音楽の系譜) 
◆ゼミ紹介: ・ゼミで重視するのはプレゼン練習と議論です。春学期は「自分のお気に入り(私の魂の音楽)」と「ポピュラー音楽の歴史」のテーマで「研究発表」と議論、秋学期は自分の研究テーマに即した「個人発表」と、それをもとにしたレポート執筆です。
・当ゼミのもう1つ重要なテーマは、「言語コミュニケーションの構造分析・観察」です。現代社会は「個性」を大いに重視するようですが、趣味を語る言葉がSNSで炎上するのはしょっちゅうですよね?少人数のゼミなので、議論はごくごく身近な雑談めいたものから研究発表まで、気楽に話す感じです。「人前で自分の意見が言えるようになりたいけど、どうすれば?」という方にとっては、いい練習の場になると思います。
・「自分の研究」では、さまざまな音楽シーンやジャンル、アーティストやファンダム、「推し」をめぐって交わされるさまざまな言説分析に取り組む学生さんが多いです。
◆主な担当科目:ドイツ語科目、ドイツ語アプリケーション、ドイツ語圏の文化、映像と文学、表象文化演習など 
◆フィールドワーク:従来、全員でsummer sonic(東京)に出かけてきました。
ただ2024年度以降は、「各自・有志で音楽フェスやライブに出かける」企画に変更していこうと考えています。

フィールド, マーク 教授 FIELD, Mark

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
言語学(応用現代英語)、 経済学
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:人材資質の開発、日本経済と教育改革、英語圏の思想史
◆主な担当科目:英語圏の文化Ⅱ、英語、英語コミュニケーションI~Ⅲ、英語アプリケーションⅨ

深谷 公宣 教授 FUKAYA Kiminori

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
イギリス文学、フィルム・スタディーズ
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:小説、演劇、映画に見られる身体描写・社会思想に関する研究/映画における語りの技法に関する研究 ◆ゼミナール:表象文化演習(映画研究)
◆ゼミ研究:「「映画からみる社会」をテーマに映画・映像作品についてディスカッションや発表を行っています。また、その活動をもとに論文・映像作品・zineなどを作成しています。」(ゼミ・ホームページより) 「◯なぜ、このゼミを始めたのですか?」「学生時代に『インドへの道』や『芙蓉鎮』などの映画作品から社会問題を学んだ経験があります。いまの学生さんたちにも同じ経験をしてほしいと思い、このゼミを始めました。」 「◯ゼミのこだわりポイントは?」「ゼミの学生さんには「試行錯誤」をしてもらいたいと思っています。」「間違ってもいいので自分で考えて答えを見つけ出すプロセスを経験してほしい。そのために、学習や諸活動において色々ともがいてほしい、と考えています。」」(ゼミzine『Film Studies Seminar #2』より)
◆主な担当科目:英語、表象文化演習、身体表象論

松本 悟 教授 MATSUMOTO Satoru

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
国際協力、開発と環境、NGO論、開発研究、メコン地域研究
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:国際協力を捉える視点(目的や主体を超えて) ◆ゼミナール:国際社会演習(国際協力を捉える視点)
◆ゼミ紹介:国際協力という行為だけでなく、その背景にある様々な問題や現象を批判的に理解する中から「視点」を磨くゼミです。詳しくは「2023年3月演習説明会資料」を読んでみて下さい。視点を磨く方法として、文献を読む、議論する、研究する、論文を書く、ことをします。つまり、それらはあくまで多角的な視点を身につけるためにやっていることで、卒業論文自体がゼミの目的ではありません。卒業生や現役ゼミ生の声は「2023年3月演習説明会資料」に書かれていますし、卒業論文のいくつかも同じファイルから読むことができます。そうしたプロセスを通じて出会える「真剣に語り合える仲間」こそが、このゼミの一番の財産でしょう。是非、演習説明会資料を一読してみて下さい。あらぬ風評で判断せず、松本ゼミの素顔を知って欲しいと思います。
※松本ゼミでは年間を通してゼミ見学やオブザーバー参加ができます。いつでもご連絡下さい。
◆主な担当科目:国際文化協力、平和学、国際関係研究Ⅰ・Ⅱ、実践社会調査法、実践国際協力
◆<松本ゼミのインスタグラム>(ゼミ生が対応)
 @matsumoto_zemi
◆<松本ゼミの問い合わせメールアドレス>(ゼミ生が対応)
 matsumoto_zemi_info[アットマーク]gmail.com

森村 修 教授 MORIMURA Osamu

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
現代哲学(現象学、現代フランス哲学)・現代倫理学(応用倫理学・ケアの倫理学)、日本思想・日本哲学、芸術哲学・美学
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:現象学、ケアの形而上学、現代アート・デザインの思想、生者と死者の共同体の構築をめぐる哲学・倫理学的研究 ◆ゼミナール:情報文化演習(思考のパフォーマンス研究——ラカン派精神分析学を参考にして)
◆ゼミ紹介:こんにちは!森村・川村ゼミです。 森村・川村ゼミは、2001年の国際文化学部演習(ゼミ)創設時から約25年続く伝統あるゼミです。本ゼミは学部教員の森村とフリーのデザイナーである川村たつる先生の2人によって運営されるゼミです。 2024年度は、川村先生を中心にして、グループ研究として美術史に関する研究や、脳や視覚を通じてどのように絵画を楽しむかという問題などについて議論しています。 2025年度も上記のようなグループ研究と並行して、「思考のパフォーマンス」というテーマで、どのような媒体を通して思考を表現していくかということを、ゼミ生がそれぞれの興味の範囲で卒業論文の執筆に向けて研究を進めています。 私たちのゼミは、学ぶ時は本気で学び、楽しむ時は思いきり楽しめる、メリハリがあって和やかな雰囲気が魅力です。 大学生活で仲間と一緒に本気で学んでみたい方は、ぜひ森村・川村ゼミへいらしてください!
◆主な担当科目:文化情報学概論、現代思想、文化情報の哲学、パフォーマンスの美学、こころとからだの現象学、情報文化演習、倫理学Ⅰ・Ⅱ

井坂 政裕 准教授 ISAKA Masahiro

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
物理学
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:原子核の構造研究
◆主な担当科目:入門物理学、サイエンス・ラボ

遠藤 郁子 准教授 ENDO Ikuko

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
アメリカ文学
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:アメリカ文学、アメリカ南部の文化・文学、連作短篇集 ◆ゼミナール:言語文化演習(アメリカの「なぜ」を考えよう)
◆ゼミ紹介:2024年度はゼミ論をもとに発表やアクティビティ(discussion)を行い、同時に個々人の研究を進めて論文を完成させました。ゼミ合宿では論文のサポートや討議を重ねると同時に、時間と空間を共有することで親睦を深めています。ゼミ生にはSAでアメリカに行った学生もいますが、それ以外のSA英語圏の学生や、SA諸語だけどアメリカについて知りたいという学生、アメリカ嫌いの学生もいて、毎年個性豊かなメンバーが集まっています!
論文タイトル例:「ウォルトの生前と死後でディズニーはどのように変化を遂げたのか」「なぜアメリカの教育は日本に比べて主体性を育みやすいのか」「American SweetHeart はなぜ世界の歌姫となり得たかー世界各国におけるThe Eras Tour の社会的・経済的影響の文化的要因」「パンデミック後のアメリカ経済と自殺率の関連性」

◆主な担当科目:英語、言語文化演習

大野 ロベルト 准教授 ONO Robert

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
日本文学
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:古典から近代までの日本文学を中心に、様々なテクストを通して、言葉と人間について考える ◆ゼミナール:言語文化演習(文学の世界)
◆ゼミ紹介:教員の専門は日本文学ですが、ご存知の通り翻訳関係の授業も担当しているので、もちろん外国語や外国文化に関心のある学生にも居場所があります。古典から近現代まで、ときには外国の作品も含めてさまざまな文学作品(あるいは映画なども)を鑑賞しながら、分析や研究の手法を学び、文学理論も応用しながら、どこまで文学を深読みできるのか、みなさんで挑戦してみましょう。文学にとどまらず、言葉に関係があることならなんでも一緒に考えてみたいと思っています。
ゼミの運営は学生主体を理想としているので、学期ごとの内容や合宿の有無などについても、みなさんの意見が色濃く反映されます。互いの考えを共有するディスカッションの時間がたっぷりあるので、そういったことが苦にならない、むしろ楽しいと思える学生に向いているゼミだと思います。とはいえ、ゼミ全員で楽しむことも大切にしつつ、個人の時間を尊重するゼミと言えるので、集団での行動にあまり魅力を感じない学生にも向いているのではないか、と思っています。
◆主な担当科目:世界の中の日本語、日英翻訳論、言語文化演習、英語科目

小川 敦 准教授 OGAWA Atsushi

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
社会言語学、言語政策(主にドイツ語圏)
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:移民社会の言語教育政策、多言語社会研究、ルクセンブルク研究 ◆ゼミナール:国際社会演習(言語から社会を考える/社会から言語を考える)
◆ゼミ紹介:ゼミでは、言語から社会を、社会から言語を考えていきます。その中でも特に「複数の言語が使われる社会」、いわゆる「多言語社会」について考えたいと思います。多言語社会とはベルギーやスイスのように公用語が複数ある国だけを指すわけではありません。アメリカ合衆国のヒスパニック系の人々や、フランスのアルザス地方のようにドイツ語系の言語を話す人々が住む社会も、同様に多言語社会です。さらには、標準変種と地域変種(いわゆる標準語と方言)の関係についても多言語として捉えることが可能です。このような多言語社会での言語間のパワーバランスや、言語を学ぶ制度、人々の言語に対する意識、歴史的な過程などについて、ゼミ生には自分で自由にテーマを設定して論じてもらいたいと思います。ゼミ生の留学先や得意な言語は特に問いません。言語と社会、多言語社会に関心のある皆さんの参加をお待ちしております。

◆主な担当科目:ドイツ語、ドイツ語アプリケーション、ドイツの文化と社会LA、国際社会演

グアリーニ, レティツィア 准教授 GUARINI, Letizia

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
日本近現代文学、ジェンダー理論、表象文化論
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:現代日本社会における家族、とりわけ父親や父娘関係の表象についての研究。また、日本現代文学における妊娠・出産・授乳に焦点を当て、「女性の身体」という問題について文化表象の側面から考える。 ◆ゼミナール:表象文化演習(現代文化創造論) 
◆ゼミ研究:「外国人」「女性」「日本語非母語者」など、私はさまざまな面で「マイノリティ」である一方、「白人」「シスジェンダー」「高学歴」といった特権も少なくない。このような背景は私が担当している表象文化演習に大きな影響を与えている。このゼミは、ジェンダー、セクシュアリティ、人種、階級など、我々のアイデンティティを形成するさまざまな要素がメディアにおいてどのように(不)可視化されているかを探る場所だ。小説、映画、漫画やアニメ、CMやミュージックビデオなど、広い意味での「物語」を読むことによって、ゼミ生たちはかれらかのじょらが生きている社会における問題と向き合い、自明視していた物事を新たな視点から観察し、考え直すきっかけとなることを学ぶ。また、美術館や映画祭に足を運んで、学外活動を通じて教室内で得た知識を深めていく。これまでのゼミ生の研究テーマ:ドラマにおける育児の表象、アイドル文化とルッキズム、アニメにおける女性像など 
◆主な担当科目:世界の中の日本文学、表象文化演習

須藤 祐二 准教授 SUTOH Yuji

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
アメリカ文学
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:アメリカ文学、アメリカとイギリスの関係を中心にした環大西洋文学
◆主な担当科目:英語圏の文化IV、英語

久木 正雄 准教授 HISAKI Masao

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
スペイン・ポルトガル近世史
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:近世のイベリア半島における宗教と民族、特にユダヤ系改宗キリスト教徒について
◆主な担当科目:スペイン語、スペイン語圏の文化Ⅰ、宗教社会論Ⅲ

廣松 勲 准教授 HIROMATSU Isao

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
フランコフォニー文学(特にカリブ海域文学、ハイチ系ケベック移民文学)、ポストコロニアリズム理論、メランコリー
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:複言語・複文化社会、特にフランコフォニーにおける言語芸術を研究し、複数の言語や文化間の共存や軋轢解消の方策を解明する ◆ゼミナール:言語文化演習(フランコフォニーの言語文化) 
◆ゼミ紹介:本演習では、フランス語圏(フランコフォニー)における言語文化について、毎学期異なる地域を設定した上で、輪読をしたり、映像を閲覧したりしていきます(ただしフランス語の能力は前提にしていません)。輪読においては学期初めに書籍を渡した上で、レジュメ発表の分担を行い、毎週発表を行ってもらいます。映像閲覧については、当該地域・文化に関する映像作品を閲覧した上で(全編ではないこともありますが)、時間の許す限りで映像の内容や形式について検討を行います。
 加えて、個人発表として、各ゼミ生には自分の研究テーマを選択してもらい、それに基づいた研究計画や実際の研究内容を報告し、ゼミ生全員で議論します。研究計画(特に論文の「はじめに」にあたる部分)の書き方、文献調査の方法、方法論の検討、実際の分析上の注意(参照・引用方法など)を細かく指導しています。授業時間内で足りない場合には、時間を調整して個人指導なども行っています。このような実際の執筆活動を始めつつ、最終的に卒業論文を執筆するかどうかの検討もしていくことになります(卒論を書かない場合には、より短い最終レポートがあります)。
 このようなゼミでの研究・学習活動に加え、不定期ではありますが、ゼミ生で食事に行ったり、ゼミ合宿をしたりしてきました。いずれの場合も、できるだけフランス語圏に関連する場所を選ぶようにしてきました。ゼミ合宿については、毎年実施しているわけではありませんが、ゼミ生の希望を中心にして行き先を決定できるようにしています(かつて富岡製糸場にも行きました)。
 フランスにまつわることであればテーマは何でも構いませんので、ご関心のある方は是非ゼミ説明会などの機会に話を聞きに来てください。
◆主な担当科目:フランス語科目(国文SAまたは非SA)、第三外国語としてのフランス語、フランス語の世界、フランス語圏の文化Ⅳ(隔年開講)、北米文化論(ケベック講座)、言語文化演習等

ル・ルー清野 ブレンダン 准教授 LE ROUX KIYONO Brendan

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
歴史学
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:日仏関係史、日系移民史、フレネ教育
◆主な担当科目:フランス語アプリケーション,フランス語圏の文化(隔年開講)

渡辺 昭太 准教授 WATANABE Shota

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
中国語学、日中対照研究、中国語教育
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:現代中国語文法論、中国語と日本語の文法の対照研究、中国語文法研究の教育への応用、ブレンド型学習による中国語教育の効率化
◆主な担当科目:中国語、中国語アプリケーションⅡ、資格中国語中級A・B、中国の文化Ⅳ(中国語の構造)、中国の文化Ⅴ(中国語と日本語)、中国語科教育法(1)~(4)

岩下 弘史 専任講師 IWASHITA Hirofumi

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
比較文学・比較文化、日本近代文学、英米思想史
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:比較文学・比較文化 ◆ゼミナール:言語文化演習(比較文学・文化研究:国際文化学部で学ぶ意義を意識する)
◆ゼミ研究:本演習は「比較文学(文化)」についてのもので、より簡単にいうと、あるひとつの枠組み(国・地域やジャンルなど)を越えて何らかの比較をしながら文学(文化)について考えることを主眼においています。 たとえば『吾輩は猫である』は実は海外文学の「パクリ」だった?とか、『グレート・ギャツビー』の村上春樹訳の特徴は?同作の映画化(アダプテーション)はどこが優れている?といった問いや、そもそも文学や映画を考える際に、「作者の気持ち」を考える必要は?といったメタ的な問いを考えることもあります。 もちろん上記のような具体的な問いは持っていなくとも、なんとなく一つの枠組みに縛られずに文学や映画等について考えたいという気持ちがあれば、本演習に向いていると思います。授業ではまず「比較」の基礎やお互いに議論をする方法について学び、そのうえで自分の関心を深め、最終的にはそれを論文の形に結晶させることを目指します。少しでも関心を持っていただいた方はぜひ説明会に足を運んでいただければと思います。
◆主な担当科目:英語、言語文化演習

張 勝蘭 専任講師 ZHANG Shenglan

  • 国際文化学部 国際文化学科
専攻
地域研究(中国南部の少数民族地域)、文化人類学、歴史学
ゼミナールまたは研究テーマ
◆研究テーマ:中国少数民族の社会と文化、少数民族社会と漢族(華人)社会との関係性、苗(ミャオ・Hmong)族研究 ◆ゼミナール:国際社会演習(マイノリティの諸相から多文化共生を考える)
◆ゼミ紹介:こんにちは。担当教員の張勝蘭です。このゼミは、マイノリティ・独自性・多様性をキーワードに多文化共生について考え、今日の国際社会を多角的に捉えるようになることを目指しています。
教員の専門は中国少数民族の社会と文化です。主な研究対象の苗族は、移動を繰り返し、現在東南アジア・欧米にも広く分布している「国際的な」マイノリティです。多様な伝統文化を持つ苗族は、観光化により村ごとテーマパーク化され、神聖な祖先祭祀が観光イベントになりつつある状況にあります。このように、マイノリティの伝統社会と文化は、国家・社会の変動やグローバル化に伴って、大きく変容しています。移動・観光化は、これらの問題を考察する重要な「切り口」です。
これまでのゼミ生のテーマは、マイノリティ、共存・共生、移民、観光などがありますが、自分の興味や関心をテーマに、様々な視点から研究することができます。特にフィールドワークを重視しています。仲間と切磋琢磨し、お互いを思いやりながら共に学んでいきましょう。これらの学びを通して、真の豊かさを築くヒントを見つけてほしいです。皆さんのご参加をお待ちしています。

◆主な担当科目:中国の文化Ⅰ(現代中国社会)、中国の文化Ⅱ(多民族社会中国)、中国語アプリケーションⅡ、人の移動と国際関係Ⅰ、国際社会演習