学部独自の取り組み
哲学科では、海外研修を伴う「国際哲学特講」を開設しています。グローバル化の現在、異文化間の相互理解は日々の切実な問題となっています。この授業では、教室での文献を通じての学習を、アルザス欧州日本学研究所(CEEJA)の協力のもと、2月初旬に行う1週間のヨーロッパ研修で締めくくります。ストラスブール大学およびハイデルベルク大学の学生たちとの合同ゼミにおいて、異文化理解について徹底討論すること、それが研修のメイン・イベントです。
学部独自の取り組み異文化理解という哲学の古くからの問題を、教室でテキストを中心にして学ぶだけでなく、最終的には、実際に海外(フランス、ドイツ)に出かけ、異文化との接触を通して学びます。
アルザス欧州日本学研究所(CEEJA)の協力のもと、2月初旬に1週間、フランス・アルザス地方とドイツ・ハイデルベルクに滞在し、研修を行います。研修期間中にストラスブール大学(フランス)、ハイデルベルク大学(ドイツ)で、それぞれ異文化理解をテーマに合同ゼミを行います。 ※両大学の日本語学科の学生たちとの合同ゼミです。交流は日本語で行います。
ゼミの合間をぬって、滞在地であるアルザスとハイデルベルクの様々なモニュメントを見学し、食を始めとする文化に触れます。中世からヨーロッパの「中心」であり続けてきたアルザスを身をもって体験することで、「ヨーロッパ」という言葉に、新たな意味を見つけていきます。
9月から1月の通常の授業期間には、教室で通常の形で授業を行います。またストラスブール大学の学生とのオンラインによる合同授業を定期的に行います。これは、学期の最後に行う海外での合同ゼミに備えてのものです。