2020年2月2日から9日まで、フランス・アルザス欧州日本学研究所の協力のもと、ドイツ・ハイデルベルク大学およびフランス・ストラスブール大学で、文学部哲学科「国際哲学特講」（秋学期授業、担当安孫子信教授）の海外研修が行われた。このアルザス研修は、2010年度から始まった「国際哲学特講」に必須の行事で、今回がちょうど10回目にあたる。
今年は14名の学生が、同じように半期の準備授業を受けてきたドイツやフランスの学生たちと、学期を締めくくる総括の合同ゼミを両大学で行った。10周年という節目の今回、ストラスブール大学での合同ゼミ会場に、在ストラスブール日本国総領事の赤松武氏が足を運び、学生の国際交流の意義に触れるご挨拶をして下さった。「国際哲学特講を通して、‘ものの見方が変わるとはこういうことなのだ’と実感することができた」といった、参加学生の事後の言葉からも、実際に、国際交流学習の意義の一端を窺うことが出来るであろう。（参考URL: https://philos.ws.hosei.ac.jp/alsace/alsace_report202003_b.pdf）
写真：在ストラスブール日本国総領事館撮影