地理学科

地理学科の特徴

地理学科

現地研究(実習、体験型授業)

地理学科の教育の大きな特色は、現地研究という実習科目にあります。教員と学生が数日間フィールドにでかけ寝食をともにし、地域調査とディスカッションを通して地域の実態への認識を深めます。「百聞は一見にしかず」とはまことに地理学のためにあるようなことわざです。テーマや地域を実際に即して観察・調査することで多くの知見を得ることができます。

詳細は地理学教室のホームページ(geo-net)をご覧ください。

現地研究(実習、体験型授業)

多彩な教員と科目群の広さ

地理学科には10人の専任教員と外部から多くの講師を招いて、みなさんの教育/学習の手助けをしています。
地理学科の守備範囲は大きく文化・歴史系(文化地理学、歴史地理学、観光地理学など)、社会・経済系(社会地理学、経済地理学、都市地理学など)、自然・環境系(地形学、気候学、水文学など)と3つに分けることができます。また、教員は自分の専門分野の研究成果を生かして、地誌(日本地誌、世界地誌など)を教授しています。

1年生から始まる専門科目

地理学の専門科目は1年生から始まり、2年、3年と進むにつれて、より深く学ぶことになります。講義と並行して実習や演習があり、文献を読んだりインドアワークやフィールドワークの技術を学びます。

理科の免許、測量士補、地域調査士、GIS学術士の資格がとれる。

一般的に理科の免許は理科系の学部しか取ることは出来ません。しかし、法政大学地理学科では社会科の免許の他に理科の免許を取得することが可能です。また測量士補、地域調査士、GIS学術士の資格を取得することが可能です。

社会で活躍する卒業生

気候気象と織り交ぜて幅広い分野を研究してきたことが強みに

もともと自然が好きだったのですが、卒業論文で生物気象学に取り組むうちに、自然を相手にする仕事への思いが強くなりました。現在は、環境コンサルタントとして、新しい構造物の自然環境に与える影響を調べたり、稀少な動植物の保全措置を講じたりと、自然環境に関わる仕事をしています。
地理学科は、文学部でありながら地形、水文、生態学など、さまざまな理系分野を学ぶことができます。仕事においてどんな分野のこともすんなり理解できるのは、そのような環境で学んできたおかげです。理系出身者の多い仕事ですから、めざす資格も理系の知識を用いるものがほとんど。しかし努力すれば達成できます。
今後も学ぶ姿勢を大切にし、一人前の技術者へと成長していきたいです。

2018年卒業
応用地質株式会社
H・M さん

地理学科で取得できる資格

測量士補、中学校教諭一種免許(社会)、高等学校教諭一種免許(地理歴史)、高等学校教諭一種免許(公民)または中学校教諭一種免許(理科)、高等学校教諭一種免許(理科)、図書館司書、学校図書館司書教諭、博物館学芸員、社会教育主事、地域調査士、GIS学術士

  • 詳しくは、キャリア・就職支援のページをご覧ください。