哲学科
人間・社会・世界の近未来を問いかけ、躍動的に知を学ぶ場、それが本学の哲学科です。多様な専門領域にバランスよく教員を配置。そこから広がる多彩な学問分野。そして体系的で総合的な教育カリキュラムにより、哲学・思想から人間と社会の理解に必要な複線的な履修科目を、きめ細かな少人数教育で徹底。3年次からのゼミでは、個人指導を充実し、より高度な専門研究への道も開けています。
日本文学科
一つ一つの〈言葉〉にこだわりをもって、日本の文学や文化を見つめていくのが日本文学科です。1年次には文学・言語学・国語力の基礎を養い、2年次からは〈文学〉〈言語〉〈文芸〉の3コースに分かれ、専門を深めます。また、2年次よりゼミナールに所属し、卒業論文の執筆まで少人数による教育環境が保たれています。文芸創作・出版・編集に関する教育にも力を入れています。
英文学科
英語もある。けれど、それだけじゃない。幅の広さが英文学科の最大の特徴です。実用英語系の授業では、英語の技を磨きます。英語学系の授業では、英語(および言語)を人文科学的、社会科学的に研究します。文学系の授業では、文学作品(小説・詩・映画など)の解釈を通じて批判的思考を培ったり、人生を考えたりすることにもなるでしょう。言語学系の授業では、誰もが持っている言語の知識を自然科学的に分析することになります。
史学科
歴史を多角的に研究し、自分のルーツや21世紀を考える。それが史学科の大きなテーマです。そして「にっとうせい」。これは史学科を象徴する言葉で「日東西」と書き、日本史、東洋史、西洋史の3分野の頭文字をつないだもの。2年次からいずれかの分野に所属して、歴史のロマンをより深く学びます。また、ゼミでは担当教授による少人数制ならではの、きめ細かな指導を受けることができます。
地理学科
現地研究という実習科目が、地理学科の教育の大きな特長です。教員と学生がフィールドで寝食を共にし、現地調査とディスカッションを通じて地域実態への認識を深めます。また、地理学科の守備範囲は広く、文化・歴史系、社会・経済系、自然・環境系と大きく3つの領域で、それぞれ専門分野の研究を行います。共通項はテーマや地域を実際に観察・調査することで、多くの知見を得ることです。
心理学科
「こころの時代」と言われる今に対応した学科です。心理学の基礎を修得する基礎科目群、こころの発達を探究する発達系、こころの仕組みを解明する認知系。いずれも心理学における最新の成果を織り込んだ、高度な研究レベルを享受することができます。大学院に進学することにより、学校心理士や臨床心理士などの資格取得への道も開け、こころのスペシャリストとしての多様な進路が目指せます。