教職課程センターの紹介

教職課程センターとは

教職課程センターの紹介

教職課程を履修する学生の皆さんに対して、教員免許を取得し教員採用試験に合格するまでを支援する「教職課程センター」が2012年4月に発足しました。教職課程センターは市ケ谷キャンパス富士見坂校舎3階に設置され、多摩キャンパス(総合棟1階)、小金井キャンパス(西館1階)にもセンター室が開設されています。初代のセンター長は尾木直樹教授でしたが、2017年4月に高野良一教授(キャリアデザイン学部教授)が就任しました。

教師の仕事は、子どもとの熱いつながりをつくり出す本当にやりがいのある仕事です。また、子どもの発達についての知識や担当する教科の専門性をさらに磨き上げつつ、その専門性を生かして、自主的創造的に自らの技や知見を高めていくことのできるすばらしい仕事でもあります。しかしまた、現代社会の諸困難や歪みが子どもの人格を歪めたり抑圧したりしているなかで、イジメや暴力や不登校などの諸困難と格闘しなければならない厳しい仕事でもあります。そういう仕事を高い専門性と熱い思いで担ってくれる若い教師をたくさん送り出せるように、法政大学として教職を目指す学生を日常的に支援する教職課程センターを設置しました。

法政大学で教職課程を修得し、教育実習を実施して教員免許を取得して卒業する学生は毎年300~400名に達します。しかし実際に教員採用試験に合格する学生数は毎年約20~30名にとどまっています。非常勤講師などにつく学生を含めると60~70名程度となりますが、採用試験に合格するのは相当厳しい関門となっています。しかしまた、これからは団塊世代の教員の大量退職の時期を迎えつつあり、また40人学級から35人または30人学級への転換の要求も高まるなど今後の教員採用の見通しに新しい展望が開ける可能性もあります。

しかし、教員採用試験に合格するためには、大学の教職課程の授業を計画的に履修・修得するだけではなく採用試験に向けての独自の計画的で粘り強い努力が不可欠です。そのためには早い時期から教職課程の修得、教育実習への準備、さらには採用試験の準備を計画し、それを実行していくことが不可欠です。教職課程センターは、そういうときにこそ教職課程を履修している学生に対して丁寧な相談指導を行い、系統的に支援することを第一の目的としています。遠慮なく、教職課程センター室を訪れて相談してください。また、センターに集まることを通して、教職を目指す学生同士が日常的に連絡を取り励まし合い、共同の学習に取り組む場と契機を提供することができればと考えています。

教職課程センターは、年間を通した相談・指導のほか、教職に関するシンポジウムや教員採用試験に向けての講座や模擬面接講座、模擬授業の検討会、採用試験に合格した学生とこれから採用試験に挑戦する学生との交流会など多様な企画を実施していきます。あわせて、採用試験等に関する様々なデータを系統的に紹介していきます。教職を目指す学生の皆さんが、日常的に気軽にセンターを訪れ、利用してくれることを期待しています。