本アワードは、日本国内でのフェアトレード推進活動において優れた功績をあげた企業・団体を表彰するものです。
この「Stepping Stone」は、2019年度から産学連携でフェアトレード商品の開発、販売に取り組んでいるプロジェクトです。
明治大学・法政大学・駒澤大学・関西大学・東洋大学・名古屋外国語大学の6大学6ゼミが参画しており、
佐野ゼミを代表して2名(西谷まりな、村上みどり)が表彰式に出席しました。
2024年-2025年度の佐野ゼミによる企画では、一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会(全難聴)と連携し、
インドのフェアトレードコットンを使用して、主に難聴者・中途失聴者をターゲットにした防災用品を開発しました。
<以下、学生の感想コメント>
この活動の大きな目的は、フェアトレードの認知度拡大と、災害時に難聴者・中途失聴者が直面する防災・減災上の課題の解消です。
今回の受賞を受け、フェアトレードの理念が社会に確実に根付きつつあり、規模や業界を問わずさまざまな団体が活動に取り組んでいることを実感しました。
表彰式やそれに先立って行われたセミナーでは、それぞれの団体がどのようにフェアトレードの普及に取り組み、価格の高さといった課題に向き合ってきたのか学ぶことができました。
同時に、単に商品に対する思いを発信するだけでなく、商品に興味をもっていただいた人との対話を大切にし、より効果的に魅力を届ける方法を模索していくことが重要であると再認識しました。
本活動で得たさまざまな学びや経験をもとに、これからも国際協力や社会課題の解消といったテーマについてさらに理解を深めていきたいと考えています。
参考:
フェアトレード・ジャパン「第2回フェアトレード・ジャパン・アワードを執り行いました」
https://www.fairtrade.net/jp-jp/get-involved/news/2025-11-13.html
現代福祉学部事務課