現代福祉学部について

学部長メッセージ

現代福祉学部について

 現代福祉学部の教育理念は「ウェルビーイング」、みんなが健康で幸せを感じられる地域社会を構築する。そのための対人援助や地域づくりに資する人材を養成するための教育・実習プログラムを用意しています。

 2020年度はウィルス感染対策から始まりました。近年は大型台風や地震などの自然災害も頻発しています。このような大規模災害が発生すると、社会の歪みや弱いところ、政策や行政サービスの綻びが露呈します。みなさんの身近な地域社会で起こっている現象をしっかりと観察してみてください。そして、災害弱者にどのような支援が必要なのか、多様な人々がお互いを尊重し支え合う包摂的な社会とするにはどうすれば良いのか、課題と解決策を考えてみてください。

 教員は様々な現場で調査研究や臨床等のフィールドワークに取り組んでいます。みなさんが観察したこと、感じたことや解決提案などを教員に話しかけてください。この非常時だからこそ、「社会福祉」「臨床心理」「コミュニティマネジメント」という本学部のアプローチが求められています。学生のみなさんと教員が一体となって、災害に柔軟に対応可能な「これからのウェルビーイング」を構築していきましょう。
 

 

現代福祉学部長 服部 環