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2024年度現代福祉国内研修の報告書を掲載しました

  • 2025年05月22日
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国内研修とは、学生自身がテーマを決めて企画・立案・実施したプログラムに対し、奨励金を給付する現代福祉学部独自の制度です。
現代福祉学部で展開している「社会福祉」「地域づくり」「臨床心理」の3領域の学びの中で、学生自身が興味を持ったテーマについてフィールドワークを実施することで、学びを深める機会となっています。

2024年度は8件の申請があり、計17名の現代福祉学部生が研修を実施しました。
研修実施報告書をホームページに掲載いたしましたので、ぜひご覧ください。

2024年度に実施された研修プログラムの一部を紹介します。

①香川県小豆島
【研修テーマ】
自然を活用しつつ、ありのままの自分で安心して過ごせる「居場所」の提案
【研修内容】
小豆島の豊かな自然の中、日々の遊びや食事支援等で信頼関係を築き、身近な立場から子どもたちにとって居心地の良い場所とは何かについて考える。また、この地において「食」を通じて交流を深め、「食」が与える子どもたちへの影響や子どもの抱える問題と背景について考察を深める。

②佐賀県嬉野市
【研修テーマ】
嬉野温泉のティーツーリズムと暮らし観光から考える風土に合った観光の持続性
【研修内容】
嬉野温泉では、従来の観光とは異なり、まち歩きなどを通じた「暮らし観光」や、お茶農家が生産者とサービス業を兼業することで収益を向上させる「ティーツーリズム」など、地域資源を活かした持続可能な観光に取り組んでいる。このような「暮らし観光」「ティーツーリズム」を実際に体験し、第一次産業の担い手確保や地域の新たな価値創造を通じた観光の持続性について学ぶ。
 

佐賀県嬉野市にある温泉旅館

  • 食料配布で使用するお米の準備の様子

  • 子ども宅食の一環である「おむすびプロジェクト」で作成したおむすび