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2024年11月30日(土)、関西大学梅田キャンパスにて、「関西大学×法政大学 SDGsアクションプランコンテスト2024―持続可能な未来のために私たちができること―」が開催されました。本イベントでは、1次審査を通過した計10チーム(関西大学、法政大学それぞれ5チーム)が具体的な提案を発表しました。
その中で、法政大学現代福祉学部佐野ゼミとスポーツ健康科学部吉田ゼミの学生有志によるチーム「Inclusive Sports Project」が、「優秀賞」、「大阪・関西万博賞」、「ジーエルサイエンス株式会社賞」の計3つの賞を受賞しました。
同チームは、まだ利用できるスポーツ用品・用具を提供しつつ、障害の有無を問わず誰もが交流できる場を創出し、国際協力につながる取り組みを発表しました。2019年以降、4カ国(カンボジア、マレーシア、ネパール、フィリピン)において、現地パートナーの主要な障害種別(知的障害、視覚障害、身体障害、聴覚障害)を考慮しながら企画を実践してきた両ゼミの学生(含卒業生)です。過去の反省や課題を活かしながら、障害や文化など違いを乗り越え、どのように学生が主体的に実施してきたかを具体的に紹介しました。
特に、「大阪・関西万博賞」の受賞により、2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、世界に向けてプレゼンテーションを行うことが決定しています。より持続可能で障害インクルーシブな未来を創造するためにも、こうした取り組みをさらに深めていく予定です。