お知らせ

バナナペーパーを利用した商品企画を発表 ― 産学連携プロジェクト「BANANA SMILE PROJECT 2026」―

  • 2026年10月15日
お知らせ

 2026年9月20日(日)、産学連携プロジェクト「BANANA SMILE PROJECT 2026」の発表会がオンラインにて開催されました。本プロジェクトは、フェアトレードやエシカル消費の普及を目的として、国際経済、国際協力、国際交流などの分野を専門とする大学ゼミと株式会社ワンプラネット・カフェ、さらにワンプラネット・ペーパー協議会の企業が連携して実施しています。学生たちは、ザンビア産バナナ茎を利用した日本初のフェアトレード認証紙である「バナナペーパー(One Planet Paper®)」を活用し、半年間にわたりオリジナル商品の企画・デザイン・試作に挑戦してきました。

 発表会には、明治大学商学部(小林ゼミ・深澤ゼミ)、法政大学現代福祉学部(佐野ゼミ)、駒澤大学経済学部(山中ゼミ)、東洋大学経済学部(吉田ゼミ)、名古屋外国語大学現代国際学部(宮川ゼミ)、聖心女子大学現代教養学部(古川ゼミ)から計13チームが参加しました。台風の影響によりオンライン開催となりましたが、学生・関係者を含め80名を超える参加者が集まり、各チームがこれまでの成果を発表しました。協力企業からの助言を受けながら、フェアトレードの理念をどのように商品へと具現化するか、また学生ならではの視点でどのような社会的価値を創出できるかが問われる場となりました。

 その中で、法政大学現代福祉学部・佐野ゼミの「BANAROOM」チーム(上和田悠太、安藤智香子、三浦小雪)が「最優秀賞」を受賞しました。同チームは、日常と非常時の双方で使用できる「空間をおしゃれに演出するランタン」を提案。環境保護への関心を高めるためには、まず自分たち自身が“欲しいと思える製品”をつくることが重要だと捉え、素材の特性や技術的制約に向き合いながら試作を重ねました。手先の器用さ、表現力、企画力など、メンバーそれぞれの強みを活かして役割分担を行い、協働を深めながら企画を磨き上げた点が協力企業側から高く評価されました。

 同チームのメンバーからは次のようなコメントが寄せられています。「私たちの製品が多くの審査員の方から高い評価をいただき、『最優秀賞』を受賞することができたことを大変嬉しく思います。今回のプロジェクトを通して得た経験や知識を、今後の活動にも活かしていきたいと思います。」

 本プロジェクトは、学生が企業と直接やり取りしながら商品開発を進める実践型の学びであり、フェアトレードの理念を社会に広げる新たな取り組みとして期待されています。今後も、協力企業による商品化の可能性や広報・販売活動を視野に入れつつ、学生たちの挑戦が続いていきます。