2025年3月5日(水)、本学におきまして人間社会研究科長、ならびに大原社会問題研究所長などの重責を担われてこられた布川日佐史教授の最終講義『日独比較:雇用政策と公的扶助の交錯』が開催されました。名誉教授の先生方をはじめ、教授会メンバー、これまで指導されてこられた大学院生や卒業生が出席し、最終講義を拝聴しました。先生の人生において、これまでの研究テーマに出会われた経緯、差別や排除に苦しむ人々に思いを馳せながら研究を進めてこられた姿勢に、出席者一同、感銘を受けた講義でした。今後も差別や排除における課題に取り組む意欲をユーモアの中で語られ、出席者全員が笑顔で包まれた心温まる最終講義となりました。